【待望のフェアレディZ後継】新しい日産400Z(Z35) ツインターボV6は400ps? 2021年発表か

公開 : 2020.04.15 11:50

来年、待望の日産370Zの後継モデルが、発表されるそうです。オリジナルZモデルをイメージしたレトロな外観と、最新の機能とインテリアを備え、400psを発揮するV6エンジンの搭載が期待されています。

日産370Zの後継、ついに登場

text:Lawrence Allan(ローレンス・アラン)

待望の日産370Z(日本名:フェアレディZ)の後継モデルが、ついに登場する。

まったく新しいスポーツカーは、今後12か月以内に披露される可能性が高い。

日産400Z AUTOCARイメージ図
日産400Z AUTOCARイメージ図

400Zと呼ばれるこのモデルは、現行モデルよりも高いパフォーマンスを提供する、ツインターボチャージャー付きV6が搭載されると予想されている。

現行370Zは、2009年以来、最小限のアップグレードが施されおり、その後継モデルの登場が、何年にもわたり噂されてきた。

日産は最近、新しくデザインしたZバッジの商標をカナダで申請しており、それはオリジナルZモデルであるダットサン240Z、そして後の260Zと280Zを思わせる、レトロなフォントを使用している。

400Zのレトロなデザインは、バッジだけではない。

新しいデザインを知るアメリカの一部のディーラー・マネージャーは、240Zにインスパイアされたノーズと、300ZX(フェアレディZ32)にインスパイアされたテールライトが採用され、そのルーツに戻ったようだと言う。

時代遅れと批判されることの多かった370Zのインテリアには、大幅なアップグレードが施される。

アメリカ市場向けの最新モデルと、同等の素材が採用されると予想され、古くなったタッチスクリーンは、接続サービスを特徴とする、最新のインフォテインメントシステムに置き換えられる。

高度な運転支援技術が導入される一方で、デジタル計器ディスプレイも採用される可能性がある。

プラットフォームの詳細

400Zのプラットフォームの詳細はまだ明らかにされてないが、このスポーツカーの比較的少ない販売台数とマージンを考えると、新しいプラットフォームとなる可能性は低いだろう。

姉妹ブランドのインフィニティのQ50とQ60に搭載されている、後輪駆動アーキテクチャが、第一候補と予想されている。

初代、日産フェアレディZ(ダットサン240Z)
初代、日産フェアレディZ(ダットサン240Z)

名前が示すように400Zは、405psを出力する、フラッグシップQ60のV型6気筒3.0Lツインターボを搭載する可能性が高いようだ。

エンジンは、四輪駆動の4人乗りのQ60クーペで、0-97km/h加速は5.0秒を達成する。

オールアルミニウムエンジンは、日産GT-Rで使用される大型の3.8Lユニットを含む、VRファミリーの一部となっている。

400Zは、後輪駆動となると予想されるが、1825kgのインフィニティよりも大幅に軽量であることを考えると、その性能はより優れたものとなるだろう。

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