「フルHD」超えのWQHD画質! 新2カメラ式ドライブレコーダー「ケンウッドDRV-MR770」を装着テスト

公開 : 2023.07.27 19:43  更新 : 2023.11.24 14:06

KENWOOD最新の前後2カメラ式ドラレコを装着してテスト。注目は、フルハイビジョンを超えるWQHD画質のフロントカメラ映像です。

コスパに優れた最新ドライブレコーダー

現在では様々なスタイルのドライブレコーダーが各社からリリースされているが、なかでももっともポピュラーなのは前後2カメラタイプ。

フロントカメラを搭載している本体に別体のリアカメラを組み合わせたもので、車両前後の状況を同時に撮影できる。

2カメラ式ドライブレコーダー「DRV-MR770」は、細かなこだわりやノウハウを詰め込んだ「Xシリーズ」の1台。本体はシンプルで洗練されたデザイン。前面はマットブラック仕上げとなる。
2カメラ式ドライブレコーダー「DRV-MR770」は、細かなこだわりやノウハウを詰め込んだ「Xシリーズ」の1台。本体はシンプルで洗練されたデザイン。前面はマットブラック仕上げとなる。    浜先秀彰

あおり運転被害による事件をきっかけに従来からの1カメラタイプに代わって市場の主流となった。

売れスジだけに各社とも積極的に新製品を続々と投入するためラインナップが幅広く、競争も激しい。ユーザー側から見れば、コストパフォーマンスに優れたモデルが多い“狙い目のジャンル”なのだ。

ケンウッドから新たにリリースされた「DRV-MR770」は同社の主力となるモデルで、ドライブレコーダーに求められる基本性能をワンランクアップした注目の1台。

ちなみに、同仕様で駐車録画に対応した車載電源ケーブルを付属する「DRV-MR775C」もラインナップしている。

今回、発売直後ではあるが、DRV-MR770を実際にクルマに装着してレビューを行うことができた。

フルハイビジョンの約1.8倍

本体(89×50×38mm)、リアカメラユニット(60×25×29mm)ともにコンパクトなため、目障りにも視界の妨げにもならずスマートな取り付けが可能。

デザインも洗練されており、高級感のあるマットブラック仕上げとしている。

日中のフロントカメラ映像(WQHD画質)。BSデジタル放送で知られるフルハイビジョンの約1.8倍となる高解像度で記録する。
日中のフロントカメラ映像(WQHD画質)。BSデジタル放送で知られるフルハイビジョンの約1.8倍となる高解像度で記録する。    浜先秀彰

本体右側面に装備されている操作キーは大型で間隔も広く取られているので扱いやすくブラインド操作もOK。設定メニューを表示する背面ディスプレイは2.7インチと大型で表示がクッキリしていて情報を読み取りやすい。

だれも迷わず扱える操作性の良さは、ケンウッドドライブレコーダーの伝統だ。

機能面で最大の特徴となるのは、鮮明な映像記録を行えること。フロントカメラはWQHD画質(解像度2560×1440)で、一般的に高画質といわれているフルHD画質(同1920×1080)に比べるとワンランク上の鮮明さ。

高感度性能の高さに定評のあるSTARVISセンサーやトップクラスの明るさを持つF1.8レンズ、明るさ調整機能などによって夜間の照明が少ない場所でも明るい映像を捉えられる。

新搭載「Hi-CLEAR TUNE」の威力

しかもフロントカメラは対角162°、リアカメラは対角163°と広視野角で広いエリアをカバーする。

ケンウッド独自の映像・車載技術から生まれた「Hi-CLEAR TUNE(ハイクリア・チューン)」とも相まって、映像記録のクオリティは間違いなく業界トップレベルといっていいだろう。ぜひ写真を確認してほしい。

夜間のフロントカメラ映像(WQHD画質)。同社が培ってきた映像技術と車載技術の結晶「Hi-CLEAR TUNE」で徹底チューニングされている。
夜間のフロントカメラ映像(WQHD画質)。同社が培ってきた映像技術と車載技術の結晶「Hi-CLEAR TUNE」で徹底チューニングされている。    浜先秀彰

なお、記録映像の再生は本体背面ディスプレイのほか、専用のパソコン向けビュワーソフト「KENWOOD ROUTE WATCHER II(無料)」でも行える。

また、WindowsだけでなくMacにも対応しており、前後の映像を同時に見られるだけでなく記録された場所の地図・Gセンサー情報・日時なども確認ができる。

そして、ドライバーをサポートする機能が充実している点も見逃せない。

音声コマンド機能ではハンドルを握り、正面を向いた運転姿勢のまま「声」で安全に操作ができる。

「緊急録画!」と発話すれば手動録画ができ、「静止画撮影!」と発話すれば写真を撮影。さらに「表示切り替え!」と発話すればフロント映像とリア映像の表示切り替えが行えるのだ。

記事に関わった人々

  • 執筆 / 撮影 / 編集

    浜先秀彰

    Hideaki Hamasaki

    千代田工科芸術専門学校写真科を卒業後、自動車専門誌編集部スタッフを経て、フリーランスライターとして独立。現在は執筆、編集、撮影を一人で行うことも多い。カーナビやドラレコのレポートを得意とするが、守備範囲はカスタムパーツや洗車ケミカル、車内小物までを含むカー用品全般となる。YouTube「カーグッズチャンネル」を2021年より運営。

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