画質よし、価格よし! 彩速ナビ「TYPE S」がHD画質になって新登場 2024年モデルの注目は?

公開 : 2024.05.09 11:18

ケンウッド彩速ナビの「TYPE S(タイプS)」が一新! この価格帯でHDディスプレイになりました 注目機能をチェックしていきましょう

中核モデルに「HDディスプレイ」!

ケンウッドが彩速ナビ「TYPE S」の2024年モデルを発表した。

注目は、普及価格帯のシリーズでありながらHD画質を手に入れたこと。

新しい彩速ナビ「TYPE S」の8V型フローティング式「MDV-S811HDF」
新しい彩速ナビ「TYPE S」の8V型フローティング式「MDV-S811HDF」    JVCケンウッド

そして、動画とマップの2画面表示をするときに、動画などのエンタメ画面を今まで以上に大きく見られるようになったことだ(画像参照)。それぞれ確認していこう。

「TYPE S」2024年モデルのラインナップ/発売時期(オープン価格)

8V型フローティング「MDV-S811HDF」 6月上旬
8V型インダッシュ「MDV-S811HDL」 6月上旬
7V型200mmワイド「MDV-S711HDW」 5月中旬
7V型180mm「MDV-S711HD」 5月中旬

これまで彩速ナビは、最上位の「TYPE M」にHDディスプレイが搭載されていた。それが、2024年モデルから「TYPE S」でもHD画質を手に入れた形になる。

従来の「TYPE S」に比べて、解像度が2.4倍に、色数が64倍にアップし、緻密で滑らかな映像を彩速ナビのミドルレンジでも楽しめるようになったのだ。

ナビ画面の地図、それに動画コンテンツを楽しむとき、連携ドライブレコーダーの映像を確認するとき、その違いは歴然。高精細なHDディスプレイを手に入れたことで、大画面ナビとしての総合性能がかなりのものになったと理解できるだろう。

そして2024年モデルの「TYPE S」も、これまで通り8V型と7V型が販売される。

8V型には「フローティング式」と「インダッシュ式」、7V型には「200mmワイド」と「180mm」がラインナップされ、合計4機種が揃うから選びやすい。

2画面のときも、大きく動画を見たい

新機能としてもう1つ覚えておきたいのは、「ナビ画面」と「AV画面」の2画面表示をしているとき、動画などを特大サイズで映せるようになったこと。

これまでもAV画面を大きく広げることができ、小・中・大の3パターンに調整できた。

8V型インダッシュ式の「MDV-S811HDL」。2画面表示で、AV画面を特大サイズ(5.7インチ)にしたところ。
8V型インダッシュ式の「MDV-S811HDL」。2画面表示で、AV画面を特大サイズ(5.7インチ)にしたところ。    JVCケンウッド

2024年モデルでは、最大5.7インチの「特大サイズ」まで広げられるようになっている(8V型の場合)。

2画面時のAV画面サイズ一覧(8V型の「TYPE S」2024年モデル)

AV画面(小) 2.6インチ
AV画面(中) 3.4インチ
AV画面(大) 4.4インチ
AV画面(特大)5.7インチ

2画面時のAV画面サイズ一覧(7V型の「TYPE S」2024年モデル)

AV画面(小) 2.2インチ
AV画面(中) 3.0インチ
AV画面(大) 3.8インチ
AV画面(特大)5.0インチ

このように合計4パターンの2画面表示を選べる操作系「オーガニックGUI PLUS」が新規採用され、同乗者は今まで以上に大きな表示で映像コンテンツを楽しめる。

記事に関わった人々

  • 執筆

    AUTOCAR JAPAN

    Autocar Japan

    世界最古の自動車雑誌「Autocar」(1895年創刊)の日本版。

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