ドアハンドルの変遷は安全のため

佐藤自動車工業所の佐藤です。
ドアハンドルひとつを取っても年式によって異なるディテールを持つナローポルシェ。左端のグリーンのボディは67年の912。真ん中のブルーは68年のタルガ。右端のオレンジは70年の991Sタルガです。
67年までは356などと同じように細身のハンドルにリリースボタンがむき出しになっています。見た目にはスマートで格好もいいのですが、事故でぶつかったときにドアが開いてしまう可能性があるということでボタンを被うガードが付いたのが68年。70年になるとドアのリリースを表側からボタンを押す方式からドアハンドル内側のレバーを握り込む形式に変更、安全性と救出のし易さを向上させています。
この当時から安全性に関して徹底的な改良を推し進めてきたのがポルシェなんですね。ちなみに一般的に68年の911はたいした変更がないと言われているのですが、実はこのドアハンドルを始めメーターパネルが黒基調になるなど細かな安全面での対策が施されているんですね。単にデザインが野暮ったくなったというわけではないのです。
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