ポルシェ356ドアキーの回し方

疑問だったプリAのハンドルにT-2以後のドアキーという組み合わせの謎が解明しました。
1957年モデルの当初、1956年10月からT-2が登場する1957年4月前後まで使用されていたようです。
アメリカの一部では1957年式専用といわれていますが、1957年モデルのT-1専用で半年だけの採用でした。
1957年式専用となっているのですが、以前に書いたようにパーツ・ブリテンの変更で回収されているため、パーツリストには掲載されていません。

新型キーになったT-2から最終のCモデルまでは、ドアロック状態でキー溝は「縦位置」で、キーの溝を下向きに差込みます。
キーを手に持った感じとは逆向きで、しかもイグニッションに差し込むのと逆になるのが正解です。
ヘンな感じですが新品のドアキーシリンダーは左右があり、どちらも前に回して解除する構造になっています。
ドアハンドルには左右がありますが、シリンダー自体は共通で組み立てる時に「ノブとロック・タブ」位置を変更してメーカーが左右の番号を打刻しています。
ドアロックのキーは前方に回してロックを解除します。
左ドアなら左に回す、右ドアなら右に回すので左右で逆回しとなりますが、「車の前方」に回すと解除という考えです。

上の写真は左のドアハンドルを左に回した状態です。
ナローの911も前方に回してロックを解除する同じ構造で、日本車では日産、スバル、三菱がこの方式でした。
ちなみにトヨタ系は車の「後方」に回して解除、「前方」はロックですから反対向きです。
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