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ポルシェ356で独りよがりの「痛い」改造がありました その結果トラブルに

佐藤自動車工業所の佐藤です。
私がエンジンをさわるたびに、信じられないほど多くの間違った組立や改造を見てきました。
間違った改造のバリエーションは、独りよがりの「楽しい」ものが多く見られます。
オイル漏れを防ごうと油圧弁にドリルで穴を開け、当然の結果としてオイルが回らなくなり壊れたエンジンがありました。
私には思いつかないような斬新なアイデアに驚いたこともあります。

以前持ち込まれた壊れた356のエンジンは、3番シリンダーのシュラウドが半分に切ってありました。
これはオーバーヒートしやすい3番の冷却風を「抜けやすく」して「改善」を試みたものと思われます。
これも当然の結果として、3番ピストンはオーバーヒートして焼き付いていました。

機械を少しいじった程度のレベルで、「最新の技術」を使って改造を試みると全部失敗します。
当時の(もちろん現在も)ポルシェ社の技術力はたいしたものです。
すべてが理詰めで最高の性能を発揮するように設計されていますので、下手に触れば性能低下につながるのです。
まあ、それはそれで当社の仕事が増えるのでかまわないのですが。

佐藤自動車工業所

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