WEC富士6H グッドイヤーがLMP2全車両にタイヤ供給 決勝への準備は?
公開 : 2023.09.09 06:45
WEC富士の決勝が日曜11時〜始まります。LMP2クラスに単独でタイヤを供給するグッドイヤーのフィッティングセンターやイベントブースをご紹介します。
台風の影響は? ウェットからドライへ
今週末に富士スピードウェイで開催中の「FIA 世界耐久選手権 富士6時間耐久レース」に、グッドイヤーが今年も公式パートナーとして参戦している。
昨年に続き、LMP2クラスにおいて全車両にタイヤを供給する単独サプライヤーという点も注目だ。
![LMP2クラスにタイヤをワンメイク供給するのがグッドイヤー。写真はアルピーヌ エルフ チームの36号車だ。「EAGLE」と黄色でペイントされたドライタイヤを履いている。](https://www.autocar.jp/wp-content/uploads/2023/09/goodyear-wec-fuji-230908-00-761he4tbyg.jpg)
台風13号が接近するなか行われた金曜日のフリープラクティス1はウェットコンディション。パドック裏に陣取る同社のタイヤフィッティングセンターには、水色の「GOODYEAR」「EAGLE」のロゴがサイドウォールを飾るレインタイヤが出番を待つ。
午後に行われたフリープラクティス2は台風予報から一転してドライコンディションであったが、大きな混乱は起こることなく、今度はイエローのロゴが入ったドライの「EAGLE」に履き替え、マシンたちが出走していった。
タイヤフィッティングセンターでは3本の作業ラインを設け、3名の作業員が同時進行できるようにするなど、ワンメイクタイヤのサポート体制は盤石であった。
イベント広場にイーグルを履くマシンが
この週末サーキットに向かう耐久レースファンにオススメなのは、イベント広場のグッドイヤーブースだろう。
予選が行われる9月9日(土)、決勝の9月10日(日)には、同社スポーツタイヤの最高峰「イーグルF1スーパースポーツ」を装着したロータス・エミーラ、トヨタ・スープラを展示。
![イベント広場には9日(土)〜10日(日)にグッドイヤーのブースが設けられている。ロータス・エミーラ、トヨタ・スープラ、そしてLMGT3マシンのランボルギーニを展示中。](https://www.autocar.jp/wp-content/uploads/2023/09/goodyear-wec-fuji-230908-14-as0rbqftvz.jpg)
さらに、2024年シーズンよりグッドイヤーが単独タイヤ供給をするLMGT3車両のランボルギーニのマシンが、日本初披露されている。
WECシリーズ 富士6時間耐久レースの決勝は、10日(日)11時スタートだ。