Juju(野田樹潤)ブログ

2020.03.08

13歳のプロレーサーJuju(野田樹潤)の連載。2月はほとんど、スペインなどで走行練習をしました。3つのトラブルに見舞われるも、体験したことのないコースで多くの学びとなっているようです。

【Juju(野田樹潤)ブログ】第28話:ついに順調に走れるように! トラブル克服 新たな体験も

もくじ

ついに順調に走れるように! トラブル克服
お父さんのケータイは鳴りっぱなし……
「えっ、このコーナーを全開で行くの!?」

ついに順調に走れるように! トラブル克服

2月の間はほとんど、ヨーロッパの中でも温かい、スペインなどで走行練習をしていました。

どうしてスペインかというと、この時期のデンマークは毎日ほぼ雨。霧雨がふってブルブルふるえちゃうほど寒いんです。

その点、気温も高いし、天気もいいんですよね!

というわけで、今は順調に走れるようになったんですが、マシンを引き取ってから走行できるまでは、かなりのトラブルつづきだったんです!

少し振り返りますが、1月半ばにデンマークに着いてから、その2日後にはスペインでの練習走行を予定していました。

なので、マシンのシート合わせも大急ぎ。クルマもまだ組んでいる途中という状態で、夜中に型どりをしたので、もうすっごく眠くて……。

シート合わせも終わり、ようやく組みあがったマシンを、NODAレーシングのスタッフ2人でトラックにのせてスぺインまで運んでいくことになったんですが、なんと途中でトラックのタイヤがバーストしてしまうというアクシデントに! それも夜中に!

スペインでの走行にギリギリ間にあうか、っていうタイミングでデンマークをでているので、すごく焦ったみたいで、いろんなところに連絡して、明け方6時ごろにタイヤ交換が終わったということでした。

ところが、今度は南フランスで1人のスタッフがスリにあって、お金もカードもパスポートもなくしてしまった! って。

もう~~、大ピンチ~~~!!

記事に関わった人々

  • 執筆

    Juju(野田樹潤)

    Juju Noda

    2006年生まれ。3歳でカートを始める。経験を積み、9歳で最年少デビューを果たしたFIA-F4マシンでは11歳で「U-17大会」に出場。2018年にはF3マシンに挑戦し、2020年はデンマークF4参戦デビューウィン。2021年はアメリカF4 USとデンマークF4。2022年は「Wシリーズ」ドライバーオブザイヤーを獲得。2023年に獲得したユーロフォーミュラのウィナー、ZinoxF2000のチャンピオンはいずれも女性初。2024年日本最高峰レースのスーパーフォーミュラに史上最年少、日本人女性初のデビューを果たす。目標は「日本人初の女性F1/フォーミュラEのドライバーになって、チャンピオンになること」
  • 編集

    上野太朗

    Taro Ueno

    1991年生まれ。親が買ってくれた玩具はミニカー、ゲームはレース系、書籍は自動車関連、週末は父のサーキット走行のタイム計測というエリート・コース(?)を歩む。学生時代はボルボ940→アルファ・スパイダー(916)→トヨタ86→アルファ156→マツダ・ロードスター(NC)→VWゴルフGTIにありったけのお金を溶かす。ある日突然、編集長から「遊びにこない?」の電話。現職に至る。
 
 

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