Juju(野田樹潤)ブログ

2020.03.08

【Juju(野田樹潤)ブログ】第28話:ついに順調に走れるように! トラブル克服 新たな体験も

「えっ、このコーナーを全開で行くの!?」

なんとかマシンも走れるようになって、一安心。

ヨーロッパに来て一番のたのしみといえば、やっぱり走ること!

スペインでは、「モーターランド・アラゴン」というサーキットで練習していました。

ここは、日本では経験できないような超高速コーナーのあるサーキットで、直線も富士スピードウェイよりも長いので、最高に楽しかったです!

最初、お父さんと一緒に歩きながら下見したときは、「えっ、このコーナーを全開で行くの!?」ってちょっと焦ったんですよ。

でも、初日にちょっとずつ様子をみながらスピードを上げていったら、次の日にはちゃんと全開でいけるようになっていたので、自分としては「大丈夫! 行ける行ける!」って安心できました。

マシンのパワーってことでいえば、ちょっと物足りない気はします。日本ではF3に乗っていて、またF4に戻ってしまったので。

F3は、F4にくらべるとダウンフォースがすごくあって、グリップレベルも高いんですよね。そういう感覚でコーナーに入っていくと滑っちゃう。

だから、まだちょっと扱いにくいところはありますけど、これからテストをいっぱいして、データも取っていく予定です。

今はとにかく、マシンに慣れていきたいなと思っています。

では、またご報告します。楽しみにしていてください!

記事に関わった人々

  • 執筆

    Juju(野田樹潤)

    Juju Noda

    2006年生まれ。3歳でカートを始める。経験を積み、9歳で最年少デビューを果たしたFIA-F4マシンでは11歳で「U-17大会」に出場。2018年にはF3マシンに挑戦し、2020年はデンマークF4参戦デビューウィン。2021年はアメリカF4 USとデンマークF4。2022年は「Wシリーズ」ドライバーオブザイヤーを獲得。2023年に獲得したユーロフォーミュラのウィナー、ZinoxF2000のチャンピオンはいずれも女性初。2024年日本最高峰レースのスーパーフォーミュラに史上最年少、日本人女性初のデビューを果たす。目標は「日本人初の女性F1/フォーミュラEのドライバーになって、チャンピオンになること」
  • 編集

    上野太朗

    Taro Ueno

    1991年生まれ。親が買ってくれた玩具はミニカー、ゲームはレース系、書籍は自動車関連、週末は父のサーキット走行のタイム計測というエリート・コース(?)を歩む。学生時代はボルボ940→アルファ・スパイダー(916)→トヨタ86→アルファ156→マツダ・ロードスター(NC)→VWゴルフGTIにありったけのお金を溶かす。ある日突然、編集長から「遊びにこない?」の電話。現職に至る。
 
 

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