Juju(野田樹潤)ブログ

2023.09.30

ヨーロッパで活動するレーシングドライバー、Juju(野田樹潤)の2023シーズン。ドレクセラーカップ第7戦では再び非凡な速さを披露。それと同時にフォーミュラ・ルノー3.5をテストドライブしたことをレポートします。

【Juju(野田樹潤)ブログ】第93話:ビッグフォーミュラ初ドライブ! そして2連勝!

もくじ

初めてのビッグフォーミュラに興奮
大パワーにビックリ でも楽しめました!
2連勝を達成 タイトル、狙います!
え、ホントに? 大きなチャンス到来

初めてのビッグフォーミュラに興奮

Photo:T.Endo
Angelo Polleto
NODA Racing Consultants

こんにちはJuju(野田樹潤)です。今回は9月9〜10日にチェコのブルノ・サーキットで開催されたドレクセラーカップ第7ラウンドのレースをレポートしようと思います。

その前に前回のレポートでお知らせしていたフォーミュラ・ルノー3.5の初ドライブも実現したので、まずはそちらから。

レースファンの方ならご存じかもしれませんが、フォーミュラ・ルノー3.5はエンジンの排気量が3.5Lの自然吸気V8で、最右高出力が530bhpもあります。

わたしがこれまでドライブしてきたF3マシンとはパワーが全然違うのです。しかもブレーキ・ローターはカーボン製なのでストッピングパワーもものすごいです。そしてもちろんダウンフォースも4tを超える大きさなのです。

今回わたしはブルノのレース・イベントの中で開催された「BOSS GP F1 SHOW」というデモンストレーション走行で、人生初のビッグフォーミュラをドライブできることになったのです。

わたしにチャンスをくれたのはオーストリアの「Team HS ENGINEERING」でした。

わたしにチャンスをくれたのはオーストリアの「Team HS ENGINEERING」でした。

ちょっと話が前後しますが、今回のフォーミュラ・ルノー3.5は、ジノックスのレースの1レース目が終わった後から4回ドライブするチャンスがありました。

わたしはコースインして入念にタイヤを温め、マシンの感触を確かめながら徐々にペースを上げていきました。

記事に関わった人々

  • 執筆

    Juju(野田樹潤)

    Juju Noda

    2006年生まれ。3歳でカートを始める。経験を積み、9歳で最年少デビューを果たしたFIA-F4マシンでは11歳で「U-17大会」に出場。2018年にはF3マシンに挑戦し、2020年はデンマークF4参戦デビューウィン。2021年はアメリカF4 USとデンマークF4。2022年は「Wシリーズ」ドライバーオブザイヤーを獲得。2023年に獲得したユーロフォーミュラのウィナー、ZinoxF2000のチャンピオンはいずれも女性初。2024年日本最高峰レースのスーパーフォーミュラに史上最年少、日本人女性初のデビューを果たす。目標は「日本人初の女性F1/フォーミュラEのドライバーになって、チャンピオンになること」
 
 

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