Juju(野田樹潤)ブログ

2023.07.27

Juju(野田樹潤)の2023シーズン。ユーロ・フォーミュラ・オープンの第4戦、ポールリカールのレース・レポートです。

【Juju(野田樹潤)ブログ】第90話:一瞬のチャンスを見逃さない! まさかこんなに早く表彰台の真ん中に

もくじ

可能性がみえてきたEFO 予選は5位
一瞬のチャンスでトップに 嬉しい初勝利
今は自分を褒めてあげたい気持ち!

可能性がみえてきたEFO 予選は5位

こんにちは皆さん! Juju(野田樹潤)です。今回はフランスのポールリカール・サーキットで開催されたユーロ・フォーミュラ・オープン(EFO)チャンピオンシップの第4ラウンドのレポートをお送りします。

今回もいつも通り金曜日に予選とレース1、日曜日にレ-ス2と3が組まれていました。今年わたしがこのシリーズに初参戦した5月の開幕戦では6台がエントリーしているチーム・モトパークの直線スピードにびっくりするばかりだったこのレースシリーズ。

けれどもマシンの状態をかなり入念に見直すことでスピードも徐々に向上。前戦ハンガロリンクでは予選で終盤までトップタイムを記録できました。レース1では5位、フロントローからスタートしたレース2ではついに3位表彰台に立つことができたのです!

レース3は3位、2位とポジションを上げて、もう勝ちしかないと果敢にアタックしましたが、1位のクルマに執拗にブロックされ接触。初優勝はお預けとなってしまったのでした。

ポールリカールはすでに経験があるサーキットということもあり、わたしはプラクティスから好調でした。 写真:NODAレーシング

でもわたしは「戦える!」という確信を持って今回のレースに臨んだのです。ポールリカールはすでに経験があるサーキットということもあり、わたしはプラクティスから好調でした。

上位5台の接戦となった予選で、わたしはトップから0.576秒差の5位になりました。もうちょっと上も目指せる感じでしたがタイヤを1セットしか使わなかった中では2番手だったので、これは決して悪くない結果です。

記事に関わった人々

  • 執筆

    Juju(野田樹潤)

    Juju Noda

    2006年生まれ。3歳でカートを始める。経験を積み、9歳で最年少デビューを果たしたFIA-F4マシンでは11歳で「U-17大会」に出場。2018年にはF3マシンに挑戦し、2020年はデンマークF4参戦デビューウィン。2021年はアメリカF4 USとデンマークF4。2022年は「Wシリーズ」ドライバーオブザイヤーを獲得。2023年に獲得したユーロフォーミュラのウィナー、ZinoxF2000のチャンピオンはいずれも女性初。2024年日本最高峰レースのスーパーフォーミュラに史上最年少、日本人女性初のデビューを果たす。目標は「日本人初の女性F1/フォーミュラEのドライバーになって、チャンピオンになること」。2024年8月、FORBES JAPAN 30 UNDER 30 2024「世界を変える30歳未満」30人に選出された。
 
 

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