text & photo:Kazuhide Ueno (上野和秀)
静岡在住のフェラーリ愛好家が中心となって開かれているミーティングが日本平フェラーリ パーティだ。世界文化遺産の富士山と三保の松原、そして駿河湾を眼下に望む日本平ホテルの庭園に跳ね馬を並べ、参加者同士でフェラーリ談義に盛り上がり、おいしいランチを楽しむことを趣旨とするものである。
第7回目となる今回は、フェラーリ・オーナーズ・クラブ・ジャパンとジョイントして開催され、地元静岡のオーナーに加え首都圏からも数多くのオーナーが参加した。当日は西から天候が崩れてくる状況ながら天候に恵まれ、28台が日本平ホテル庭園に並べられた。
今回の主役となったのがブラックとカーボン地でフィニッシュされたラ フェラーリだった。これまでに無い精悍さから参加者の注目を集めていた。ラ・フェラーリの左にはディーノ206GT、右にはSAアペルタが並び、更にその横には最新鋭の488GTBという豪華な顔ぶれが揃った。
このほかF12、FF、458イタリア、458スパイダー、458スペチアーレ、カリフォルニアT、F430が姿を見せ、ヒストリック・モデルはディーノのほか328GTS、348ts、F355、360モデナとバラエティに富んでいた。
ガーデンでの歓談後に記念撮影を行い、その後ランチ会場に移動し日本平ホテル自慢のコースを歓談しながら楽しんだ。食事の後は恒例の豪華賞品が用意された抽選会が行われ、ナンバーが読み上げられるたびに歓声が響いた。首都圏からの参加者が帰路の渋滞を避けるため早々に解散とされ、再会を誓って会場をあとにした。
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ラ フェラーリの奥にはSAアペルタ、458スペチアーレ、488GTBが並ぶ。
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庭園では並べられたクルマを前に、参加者同士の歓談で盛り上がっていた。
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昼頃からフェラーリ パーティを祝うように富士山が姿を現してくれた。
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鮮やかなグリーンの季節とは異なり、枯れた色調がクルマを引き立てる。
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庭園での歓談が一段落したところで、参加者全員で記念撮影を行った。
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今回も新旧様々なモデルの各カラーが暖かな日差しの下で一堂に集まった。
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ブラックを基本にカーボン地で構成されたラ フェラーリは注目の的だった。
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生産台数が僅か153台という貴重な存在であるディーノ206GTも参加した。
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レボクロミコ・トップを備える限定モデルのスーパーアメリカ。
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ヒストリック8気筒モデルの最後を飾る328は今も人気が高い。
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サイドのフィンが魅力348は、美しい状態に保たれたtsがやってきた。
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古典的デザインの完成形であるF355は赤と青が2台ずつ集まった。
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現行モデルはホワイトが多い。こちらはクリームの内装を持つF12。
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FFは写真のホワイトのほかブルー・メタリックの2台が参加した。
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カリフォルニアTにはホワイトが似合う。レッドのインテリアが魅力的。
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最強の8気筒べルリネッタである458スペチアーレは台が集まった。
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鮮やかなイエローとストライプが印象的な458スパイダー。
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ランチには日本平ホテル自慢のコースが用意され、特製メニューも。
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ランチ会場からは富士山から駿河湾まで望め、より楽しめた。
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コースを締め括るドルチェは、跳ね馬をあしらった特製が用意された。
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パーティの最後は大抽選会。番号が読み上げられるたびに歓声が上がった。