【チンクエチェント博物館の新イベント】海沿いで太陽の光を浴びて欧州車たちが映える!『チッタ・ミラマーレ』初開催
公開 : 2025.06.07 11:45
愛知県名古屋市のチンクエチェント博物館が、まったく新しいイベント『チッタ・ミラマーレ』を開催しました。ロゴやイベント名などを欧州車ファンと一緒に作り上げたそうです。高桑秀典がレポートします。
チッタ(街)とミラ(眺める)とマーレ(海)を組み合わせた造語
プライベートミュージアムとして貴重な『フィアット・ヌォーヴァ500』を所蔵、展示しつつ、保護、保存、販売にも力を入れている『チンクエチェント博物館』が、まったく新しいイベントを開催した。
去る3月23日に実施された『チッタ・ミラマーレ2025』がそのイベントで、個性的なイベント名称はイタリア語のチッタ(街)とミラ(眺める)とマーレ(海)を組み合わせた造語なのだという。

開催地が愛知県南知多町の東浜駐車場だったこともあり、チッタは知多も表現しているそうだ。
これまで『軽井沢 フィアット・ピクニック』、『チンクエチェントポーリ』、『トリコローレ』、『ミラフィオーリ』といった魅力的なイベントを開催してきたチンクエチェント博物館。これらお馴染みのイベントに続く新しい企画を欧州車ファンと一緒に創り上げたいと考え、名称とロゴデザインを公式SNSにて公募。数多くの候補の中からチッタ・ミラマーレを採用した。
チッタ・ミラマーレ 2025は、2000年までに生産された欧州車とオーナーが集まるイベントということで、筆者も1974年式のアルファ・ロメオで東浜駐車場を訪れたが、会場の目の前がどこまでも広がる海であることに大感動。
伊勢湾の向こうにある対岸が三重県ということを意識しながら、チッタ・ミラマーレというイベント名称がぴったりであることを潮風と太陽の光を浴びながら実感させてもらった。
ヤングタイマーをフィーチャー
チンクエチェント博物館は、1957年に登場し半世紀以上という長い時を越えて愛され続けているフィアット・ヌォーヴァ500を、後世に遺すべき文化的な遺産であると考えている。
そのような想いを元にこれまで様々なイベントを開催しており、ドラマチックな情景が広がる東浜駐車場が会場となったチッタ・ミラマーレも、クラシックカーおよびヤングタイマーを1台でも多く『遺す』ことをコンセプトにしている。

同博物館の創設者である伊藤精朗さんによると、20世紀に生産されたクルマたちが遺るようにチッタ・ミラマーレを企画したが、ここ最近、特に注目しているのは、パーツ供給やサービス体制の面で苦労を強いられることが多くなった、ヤングタイマーたちなのだという。
1980~90年代に生産された欧州車のオーナーが集まり、愛車や仲間と一緒に穏やかにゆったり過ごす。ヤングタイマーがフィーチャーされ、充実したカーライフを楽しむ際の一助となるイベントを用意したかったそうだ。
「ヤングタイマーにも、とにかく長く乗ってほしいです。そして、次のオーナーへ、その次のオーナーへということですね」
そのように話していた伊藤さんの願いは、ヤングタイマーが注目されるイベントを通じてオーナー間の親睦が深まり、維持管理に関する情報共有が進むことなのだといえるだろう。





























































