愛車選びの先にあったのは、オールパーパスなジープ・コマンダー

公開 : 2025.05.30 13:00

スタイル、燃費、使い勝手……。家族がクルマに求める多岐にわたる要件をすべてかなえてくれたのは、ジープ・ファミリーでも守備範囲が広く、スタイリッシュなボディラインをもつ、『ジープ・コマンダー』でした。

もくじ

愛車選びは欲張りになりがち(?)

ディーゼル+賢い4駆のアドバンテージ

広いカバレッジ、コマンダーだけの個性

愛車選びは欲張りになりがち(?)

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シェアカーが幅を利かせている。クルマを単なる移動手段として捉えるならば、それで十分なのかも。一方で、借りたクルマにもの足りなさを感じて、愛車を手に入れる人もいる。そういった人に共通するのは、クルマに求める要件がはっきりしていること。

例えば、子供が大きくなってきたので季節を問わず家族でアウトドアに繰り出したいから、4駆は必須。たまに友人の家族や両親を載せることもあるので、3列シートが理想的。けれど、ミニバンのスタイリングはどうも好きになれない、といった感じ。

今回の家族が、まさにそんな要件でジープ・コマンダーに辿り着いている。せっかく自分の愛車を手に入れるのであれば、『存在感があってかっこいいクルマ』という条件もあったという。というと漠然としているが、要はアウトドアのお出かけでも日常使いでもつい写真に残したくなるような、映える1台が欲しかったらしい。

それ以外にも、普段仕事に乗っていくこともあるので、SUVでありながら都会的な洗練された雰囲気も持ち合わせていること。あまり他人とかぶらないこと。奥さんも運転するのでミドルクラスのボディで、燃料代がリーズナブルという条件も付くらしいのだが……。

ともあれ、そんな我がままを呑み込んでくれる1台が、ひと目でジープとわかる7スロットグリルと、すっきりとしたボディラインを特徴とするジープ・コマンダーなのである。

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記事に関わった人々

  • 執筆

    吉田拓生

    Takuo Yoshida

    1972年生まれ。編集部員を経てモータリングライターとして独立。新旧あらゆるクルマの評価が得意。MGBとMGミジェット(レーシング)が趣味車。フィアット・パンダ4x4/メルセデスBクラスがアシグルマ。森に棲み、畑を耕し蜜蜂の世話をし、薪を割るカントリーライフの実践者でもあるため、農道のポルシェ(スバル・サンバー・トラック)を溺愛。
  • 撮影

    神村聖

    Satoshi Kamimura

    1967年生まれ。大阪写真専門学校卒業後、都内のスタジオや個人写真事務所のアシスタントを経て、1994年に独立してフリーランスに。以後、自動車専門誌を中心に活躍中。走るのが大好きで、愛車はトヨタMR2(SW20)/スバル・レヴォーグ2.0GT。趣味はスノーボードと全国のお城を巡る旅をしている。

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