日産セレナ・ハイウェイスターG

公開 : 2016.09.17 05:40  更新 : 2021.01.30 21:50

  • 高速道路の部分自動運転、ハンズフリー・オート・スライドドア、リアゲートの上半分が開くデュアル・バックドア。新型は話題が豊富。

自動運転ブームの火付け役に、日産はなぜ300万円で買えるセレナを選んだのか。

■どんなクルマ?

日産セレナは、トヨタヴォクシー/ノア/エスクァイア、およびホンダステップワゴンをライバルとする。セレナを含むこれら5ナンバーワンボックス型ミニバンは、日本の子育てファミリー層に最適化されたセグメントだ。熱狂的なブームが去って久しい国内ミニバン市場において、唯一、国内ビッグスリーが正面からガチンコで争っている。

このセグメントはすでに完全に成熟していて、さらに国内ビッグスリーがたがいに手のウチを知り尽くした開発競争になっているので、各部の微妙な寸法や装備、価格設定などを含めた総合力は、その時点での最後発モデルがやはりもっとも高い。よって、このセグメントをはじめて購入する人は、ひとまず「最新が最良」と考えてクルマ選びをスタートすると間違いが少ないだろう。

新型セレナは現時点で最新の5ナンバークラス・ワンボックスだが、技術的にも煮詰まっている実質国内専用車なので、フルチェンジといってもプラットフォームは先代改良型にとどまる。パワートレインも基本的に先代からのキャリーオーバーで、一部の廉価版に純エンジン車(2.0ℓ+CVT)を残すのみで、そこにアシストモーターを追加したマイルド・ハイブリッドが主力となる。

1〜2列目間を移動する超ロング・スライド型のセンタークッションによって、セカンドシートがベンチ型と独立キャプテン型の2形態で使えるシートアレンジも変わっていない。

ただ、3列目にスライド機構を追加(して着座姿勢も見直し)、セカンド左側シートベルトを内蔵型として3列目へのアクセス向上、リアウインドウ開閉ゲート、手を使わないキック動作で開く電動スライドドア……あたりが、新型セレナの新機軸にして、競合他車に対するアドバンテージをねらったポイントだ。

Post from RICOH THETA. – Spherical Image – RICOH THETA

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