日産セレナ・ハイウェイスターG
公開 : 2016.09.17 05:40
2列目はシートベルト内蔵式。チャイルドシートを載せたままシートスライドできる。また、ベアリングを組み入れたことでスライドが実に軽くなった。
セレナは3列目の実用化に本腰を入れた。クッション長は競合車より40mm長い寸法だ。
ただ、カメラ1個という簡素なシステム構成(で、これだけのことをやってのける技術力はある意味で感心する)のせいか、車間距離の検知精度は意外と粗っぽい印象で、ブレーキ制御にも熟成の余地はありそうだ。また、絶対的な加速性能に余裕がないために、リアルな交通環境では、思ったより頻繁にアクセルの踏み増しなども必要で、ACCとしての使い勝手は、いまだスバルのアイサイトVer.3のほうが僅差勝ち……と思う。
■「買い」か?
さすが超成熟セグメントの最後発モデルだけに、今回の新機軸もいちいち説得力がある。また、装備内容を吟味すれば、価格もライバルより割安に思える設定としている。
もちろん、「0.1km/ℓでも燃費がよくないとダメ」ならトヨタ、また「ドライバーズカーとして買う」とか「なにより、わくわくゲートに刺さった」ならホンダ……といったピンポイントの魅力を重視するなら話は別だが、一般的なチェックリストに点数をつけていくと、総合点ではやはり新型セレナがクラスベストの買い物といっていいだろう。
自動運転……と期待しすぎると肩透かし感もあるプロパイロットだが、ACCや自動ブレーキとしての機能は、このセグメントでは現時点で間違いなくベスト。オプション価格は実質10数万円ほどであり、この類は遠出で一度でも使うと病みつきになるものなので、お世辞ぬきで、つけておいて損はない。
日産セレナ・ハイウェイスターG
| 価格 | 3.011.040円 |
| 全長×全幅×全高 | 4770×1740×1865mm |
| ホイールベース | 2860mm |
| 乾燥重量 | 1700kg |
| エンジン | 直4DOHC筒内直接噴射1997cc |
| エンジン最高出力 | 150ps/6000rpm |
| エンジン最大トルク | 20.4kg-m/4400rpm |
| モーター最高出力 | 2.6ps |
| モーター最大トルク | 4.9kg-m |
| ギアボックス | エクストロニックCVT |
| サスペンション | ストラット / トーションビーム |
| ブレーキ | ベンチレーテッド・ディスク / ディスク |
| タイヤ | 6.0J x 16 + 195/60R16 |
| 燃費(JC08モード) | 16.6km/ℓ |
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