自動車業界のトピック 2025年まで「自動運転/EV」より「FCV」に 理由は?

公開 : 2018.01.28 19:40

FCV トヨタによる影響大きく

英国KPMGの自動車部門トップであるジャスティン・ベンソンは本誌に対して、FCVが第1位にランクされたことは「いささか驚き」だと語りつつ、トップ5に入るだろうことは予測していたと言う。

「トヨタによる影響です。彼らは燃料電池技術に最も投資をしていますから。そして他社も同じように巨額の投資を始めています」

さらに業界では水素を原料とする燃料電池のインフラ整備も始めている。例えば、シェルは英国のM25号線にあるコブハムのサービスエリアに昨年水素の供給施設を設置しており、さらに数を増やす予定だ。

しかし、ベンソンは水素を動力源とする燃料電池車を安価に大量生産できるかどうかが重要だと言う。これは2010年代初め、バッテリーを動力源とするEVが市場に参入してきた際に直面した課題でもあった。

また、2017年の調査に続き、コネクティビティとデジタル化が2番手にランクされているが、ベンソンはこの分野がいかに各メーカーの将来における成功を左右することになるかを強調する。

「コネクティビティが自動車メーカーにとって最も急激な変化をもたらすことになります。なぜなら、必要とされる技術がまったく違うものであり、さらにはこの技術を使いこなしてデータ分析をおこなう事での収益化には、過去のやり方は通用しないからです」

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