新型マツダ・ロードスターRF メーカー純正チューニングカー 歴代初テレスコ

公開 : 2018.06.07 11:30  更新 : 2018.06.09 02:45

マツダ・ロードスターが改良を受け、新型になりました。注目は、「RF用2.0ℓユニット」の進化です。歴代初のテレスコピック・ステアリングも嬉しいところ。新旧比較試乗とあわせてレポート。写真27枚!

text & photo: Kazuhide Ueno(上野和秀) text:Motoaki Saitou(齋藤基明)

もくじ

ロードスター改良 RF用2ℓユニットを磨け
排気音の調律 あたかもクルマと会話
その仕上がり、メーカー純正チューニング
新型RF 従来型と比較試乗

ロードスター改良 RF用2ℓユニットを磨け

日本を代表するスポーツカーであるロードスターのマイナーチェンジが行われた。4代目となるND系ロードスターとしては2017年12月に続くマイナーチェンジだが、営業主体の商品性を高めるものではない。基本テーマを「走りで感動を提供」とし、人馬一体の走りの楽しさを追求するためにエンジンを磨き上げることを主としているのが特徴だ。そのため車体や装備の変更は、本当に必要なものだけの追加に留まる。

今回の改良の中心となったのがRFに搭載される2ℓユニット「SKYACTIV-G 2.0」の進化だ。

あらゆるシーンでストレスを感じさせない充分なパワーと、実用性の高い幅広いトルクレンジ、そして高回転まで伸び感を感じる加速Gを確保し、感動できる気持ちの良い走りを実現することが主題だった。そのため最高出力を26ps高め、旧型にあったトルクの谷を埋めて全域で向上させるとともに、レブリミットを6800rpmから7500rpmに高めることによりこれらの課題をクリアしている。

・最大トルク:20.9kg-m(従来型は20.4kg-m)
・最高出力:184ps(同158ps)
・回転限界:7500rpm(同6800rpm)

丹念なチューニングと匠の技の融合

具体的に説明すると、高回転化に伴う吸気の確保としてスロットル・バルブの大径化、吸気バルブの大径化、最適化したコモン吸気ポートの採用、大面積のインテーク・マニフォールドについては合わせ面の段差修正というチューニングの定番といえる変更が行われた。

スムーズな吹け上がりとレスポンスを得るためにピストンはスカートのショート化により27g軽量化され、コンロッドはビッグエンド側をスリム化するとともに、ボルトの径と長さを縮小させ41gの軽量化を行い、クランクシャフトはバランスウェイトの最適配置により、慣性重量の低減とフリクション低減を実現した。

 

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