新型マツダ・ロードスターRF メーカー純正チューニングカー 歴代初テレスコ

公開 : 2018.06.07 11:30  更新 : 2018.06.09 02:45

排気音の調律 あたかもクルマと会話

排気系ではエグゾースト・バルブとポート、エグゾースト・マニフォールドを拡大し、バルブのリフト量・開弁角を拡大することにより、増えた吸気に見合うだけのヌケの良さを獲得している。さらにはサイレンサーの内部構造を変更。低背圧化と排気音の周波数の調律を行い、感覚的にクルマと会話できるようにした。

これらの改良はメカニカル・チューニングの定番といえるもので、単にパワーだけを追い求めるのではなく、軽快にトップエンドまで吹け上がり、トルクの谷を埋めたリニアな感覚や、高効率らしいエグゾースト音に仕立てるなど、メーカーだから作れた完成度の高さが特徴だ。なお今回のMCはエンジン関連の変更のみで、足回りの変更は一切行われていない。

ボディ側の変更は僅か テレスコピック追加

エンジンの大幅な改良に対し、ボディ側の変更はミニマムに留まる。全グレードがサポカーSワイドに対応し、歩行者も検知する「アドバンスト・スマートシティ・ブレーキ・サポート」と「AT誤発進抑制制御」が新たに追加された。サーキット走行をする機会が多いロードスターだけに、それまでのチルト機能に加え、ポジションの自由度を高める30mmのテレスコピック機能が加えられたのは、走りを楽しむロードスターならではといえよう。

このほかホイールのカラーがドアミラーに合わせたブラック・メタリックに変えられた。
 

関連テーマ

おすすめ記事

 

マツダ ロードスターの人気画像