レクサスLF-LC、生産の可能性は50%

公開 : 2012.03.24 12:25  更新 : 2017.06.01 00:55

レクサスLF-LCはショーでの人気に後押しされる形で、市販される可能性が高まったことAutocarはキャッチした。

レクサスの親会社であるトヨタの上級副社長は、今年1月のデトロイト・モーターショーでデビューしたこのハイブリッド2+2クーペは、あくまでコンセプトカーであると主張した。

しかし、デトロイトでの「ベスト・イン・ショー」を受賞したことからも、一般に受け入れられたことは確かで、レクサスに「どうやったらプロダクション・モデルに移行できるか」をはっきりと考えさせる結果となった。

今月初めのジュネーブ・モーターショーでも成功といえる評価をえたLF-LCについて、レクサスの生産計画のチーフ、カール・シュリットは、生産される可能性は50%とコメントした。

「残念ながら決定はされなかった。それでも可能性が0%から50%になった」と言う。

トヨタの経営陣は、大きな反響を受けて「どのようにしたら生産計画にはめ込むことができるか」について議論をしているという。

「LF-LCのデザインについては、カリフォルニアにあるカルティ・デザイン・センターには、2+2クーペであること以外の制約をつけなかった。唯一与えたパラメータはサイズだけだった。われわれはデザイナーに興奮を生んで欲しかった」とシュリット。

「プロダクションを前提に計画したわけではないが、多くの人がコンセプトカーを見て恋をした。また、同様にディーラーも。」

関連テーマ

おすすめ記事