スポーティな専用内外装

北米レクサスはフラッグシップの大型クーペであるLCの2024年モデルに、アイコニックでエレガントなスタイルを与えたインスピレーション・シリーズを追加する。

フロントバンパーのカナードやクーペ専用のカーボンファイバー製固定式リアウウイングなど、デザインとパフォーマンスを優遇させた美しさを与えたという。

LCとして初となるポーラー・サージ・サテンのエクステリアと、ディープ・ブルーのインテリアが採用されている。

コンバーチブルではファブリックのルーフカラーもブルーとなる。

サテン・ラッカー・トップコートで仕上げられたマットホワイトのエクステリアは、フロントグリル周り、ヘッドライト、テールライト、ドアミラーなどをブラック仕上げとし、コントラストを演出している。

さらに標準装備の21インチ鍛造ホイールはマットブラック塗装だ。

空力や足回りも強化

またレクサスのレーシング・ヘリテージにのっとり、フロントバンパーに取り付けられたカナードやクーペに与えられるカーボン製リアウイングなど空力特性も強化されている。

トルセン式LSDやリアのパフォーマンスダンパーの追加によりハンドリングをさらに洗練させたとのことだ。

そしてコンバーチブル譲りの前後アンダーフロアブレースをクーペにも与えるとともに、カーボンファイバー製ルーフも標準装備だ。

インテリアは落ち着いたディープブルーのモノトーンにグレーのスティッチを施し、クーペではアルカンターラ、コンバーチブルではセミアニリンレザーのシートが装着されている。

ドアのスカッフプレートにはインスピレーション・シリーズ専用のバッジが取り付けられ、限定車であることを示すシリアルナンバーも与えられている。

このLC500インスピレーション・シリーズは、車両本体価格11万6700ドル（1699万円）からとなり、2023年初秋から全米で125台が限定発売される。

画像　レクサスLCとRC　クーペ2車種を画像で比べる　全109枚