PSAグループ会長 Q&A EVが抱える諸問題 DSの中国市場への懸念

公開 : 2019.03.28 18:10  更新 : 2021.03.05 21:42

PSAの会長が自動車産業の抱える大きな問題について語ってくれました。コストのかかるEVについての考え、グループ会社であるオペルの業績、中国市場のDSがテーマです。

もくじ

高価なEV EUの協力が不可欠
なぜ低公害車はそれほど高価?
オペルの業績が回復 中国でのDS不調は気がかり

高価なEV EUの協力が不可欠

PSAの会長が自動車産業の抱える大きな問題について語ってくれた。

シトロエン、DS、プジョー、ヴォグゾール・オペルを擁するPSAグループのトップ、カルロス・タバレスは自動車産業でも強い影響力を持つ人物の1人だ。

タバレスは欧州自動車工業会(ACEA)の議長も務めているため、様々な問題に対する彼の意見は自動車産業内に大きなインパクトを与えている。

本誌はタバレスの動向を追っており、今回は最近のPSA再編やヴォグゾールの吸収、より厳格なEUのCO2排出目標についての意見を聞いた。

――排出量規制のために10万人をリストラする必要があるという報告が出回っていますが、これは事実ですか?

「これはフェイクニュースですが、(欧州の自動車産業で)ここ3カ月で2万人の職が失われました」

「電動自動車は割高です。コストが高ければ販売価格も上がり、エコカーは選ばれた人だけが乗れるクルマでしかなくなってしまいます」

「これでは、(EUの排出ガス基準を満たすためには)販売台数を減らすか罰金を払うかしかありません。これを避けるために、再建を進めているのです」

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