【標準シャシーでLSDレスのR.S.】ルノー・メガーヌR.S.280(1) 長期テスト

2020.03.14

サマリー

フランス産ホットハッチの代表といえる、ルノー・メガーヌR.S.。不動の王者、VWゴルフGTIの領域にどれだけ迫っているのか、長期テストで検証していきます。選んだクルマはベーシックなグレード。上位グレードとの差も気になります。

もくじ

初回 粒ぞろいだったルノー・スポールのホットハッチ
ダウンサイジング・ターボを積んだ現行型
標準スペックのR.S.280
VWゴルフGTIに並べるのか
セカンドオピニオン
テストデータ

初回 粒ぞろいだったルノー・スポールのホットハッチ

text:Matt Saunders(マット・ソーンダース)
translation:Kenji Nakajima(中嶋健治)

 
ビジネスで専門家からの高い評価と、商業的な成功を収めたいのなら、自動車メーカーに意見を仰ぐと良いかもしれない。高い収益を得るのに長けているルノー。少なくとも新しいルノー・メガーヌは先代より優れていると思う。筆者が仕事で試乗している限り。

秀でたホットハッチを生み出すことが、以前から得意だったルノー。でも、最新のルノー・メガーヌR.S.は今とは少し違ったクルマでもいい、とも思う。

ルノー・メガーヌR.S.280(英国仕様)
ルノー・メガーヌR.S.280(英国仕様)

以前からルノー・スポールは、素晴らしい体験を与えてくれる、前輪駆動モデルを生み出すブランドだった。その思い出は今から10年以上前にさかのぼる。

これまで運転したホットハッチの中で、最高の10台を選ぶという課題に筆者が答えるとする。少なくともその内の4台は、ルノー・スポールが手掛けたクルマがランクインするだろう。

その4台は、ルノー・クリオ(ルーテシア)182トロフィーと200カップ、メガーヌR26Rと265 RB8。夢中にさせるクルマは、間違いなく自分の記憶に深く刻まれている。

年代が異なるだいぶ先輩のプジョー205GTiや2代目フォルクスワーゲン・ゴルフGTIなどと並ぶ、敬意を払いたいと思えるクルマだ。順列はつけにくい。

期待のホットハッチとして、新しい長期テストに加えることになったモデルが、フレイム・レッドのルノー・メガーヌR.S.280。わたし単独で進めるものではないけれど。

 
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