次期マセラティ・グランカブリオ 2023年発売 電動のオープンルーフ仕様

公開 : 2022.10.04 06:25

新型グラントゥーリズモを発表したマセラティは、オープンルーフ仕様の次期グランカブリオを2023年に発売する予定であると明かしました。クーペと同様、EV仕様と3.0L V6仕様が導入されます。

4座オープンの電動グランドツアラー

マセラティは、2代目となるグラントゥーリズモのオープンルーフ仕様として、新型グランカブリオを来年に発売することを明らかにした。

EV仕様とICE仕様(3.0L V6)を設定するなど、基本的な仕様はグラントゥーリズモとほぼ同じになるという。EV仕様は「フォルゴーレ」と呼ばれることになるだろう。

マセラティ・グランカブリオが電動GTとして復活する(画像は予想レンダリング)
マセラティ・グランカブリオが電動GTとして復活する(画像は予想レンダリング)    AUTOCAR

マセラティのグローバル・プロダクト責任者であるマッシモ・カパルディは、新型グランカブリオについて、4座のコンバーチブル・グランドツアラーという位置づけにあり、電動パワートレインという「非常にユニーク」な要素を提供すると語っている。

また、カパルディによると、価格は20万ポンド(約3200万円)台に突入するという。ベントレー・コンチネンタルGTコンバーチブルなどが直接的なライバルとなりそうだ。

2023年後半、新型グラントゥーリズモの直後に発売される見通しで、この頃には新型グレカーレ・フォルゴーレと並んで、マセラティのEVモデルは合計3台になると予想される。

マセラティは2025年までにレヴァンテクアトロポルテMC20のEV仕様を順次導入し、2030年にICE車の販売を終了する予定である。

記事に関わった人々

  • 執筆

    AUTOCAR UK

    Autocar UK

    世界最古の自動車雑誌「Autocar」(1895年創刊)の英国版。
  • 翻訳

    林汰久也

    Takuya Hayashi

    平成4年生まれ。テレビゲームで自動車の運転を覚えた名古屋人。ひょんなことから脱サラし、自動車メディアで翻訳記事を書くことに。無鉄砲にも令和5年から【自動車ライター】を名乗る。「誰も傷つけない」「同年代のクルマ好きを増やす」をモットーにしている。イチゴとトマトとイクラが大好物。

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