ベントレー・ベンテイガ 新たにハイブリッドモデル追加 高性能の「S」と「アズール」

公開 : 2022.10.04 06:45

ベントレーは、ベンテイガSとベンテイガ・アズールにPHEVモデルを導入すると発表しました。3.0L V6にモーターを組み合わせ、合計出力462psを発生。約43kmのEV走行が可能です。

2種類のPHEVモデル追加

ベントレーは、SUVのベンテイガSとベンテイガ・アズールにハイブリッドモデルを導入すると発表した。従来の4.0L V8エンジンに代わり、V6エンジンと電気モーターを搭載している。

標準のベンテイガ・ハイブリッドと同じパワートレインを搭載し、3.0L V6 TFSIと出力136psの電気モーター、18kWhのバッテリーを組み合わせている。合計出力は462psで、0-100km/h加速は5.3秒、最高速度は254km/hを達成。電気のみでの走行可能距離は約43kmとされている。

ベントレー・ベンテイガ・アズール・ハイブリッド
ベントレー・ベンテイガ・アズール・ハイブリッド    ベントレー

ベンテイガSハイブリッドは、従来のV8を搭載したベンテイガSと同様に、スポーツ性を強調するチューンが施されている。シャシー剛性が15%向上し、独自のスポーツエグゾーストにより個性的なサウンドを奏でるという。

ブラックライン・スペシフィケーションが採用され、エクステリアの随所にポリッシュドメタルを追加するほか、ドアミラー、サイドシル、ヘッドライトサラウンド、ラジエーターグリルがブラックカラーに変更されている。ホイールは22インチを標準とし、ブラック、シルバー、ポリッシュドメタルから仕上げを選択できる。また、リアにはテールゲートスポイラー、ブラックテールパイプ、ダークティンテッドライトが装備される。

一方、ベンテイガ・アズール・ハイブリッドでは快適性を追求し、「静かで洗練されたドライビング・エクスペリエンス」を実現しているとのこと。静粛性はライバル車よりも4~26%高い(周波数や位置による)としている。

エクステリアとしては、バンパーのクロームパーツや22インチホイールを標準装備。インテリアではムードライト、ステアリングヒーターを備える。フロントのコンフォートシートも標準となり、22ウェイ調整機能、ヒーター、ベンチレーションが装備される。

両モデルの価格についてはまだ明らかにされていない。

記事に関わった人々

  • 執筆

    ジャック・ウォリック

    Jack Warrick

    英国編集部ライター
  • 翻訳

    林汰久也

    Takuya Hayashi

    1992年生まれ。幼少期から乗り物好き。不動産営業や記事制作代行といった職を経て、フリーランスとして記事を書くことに。2台のバイクとちょっとした模型、おもちゃ、ぬいぐるみに囲まれて生活している。出掛けるときに本は手放せず、毎日ゲームをしないと寝付きが悪い。イチゴ、トマト、イクラなど赤色の食べ物が大好物。仕事では「誰も傷つけない」「同年代のクルマ好きを増やす」をモットーにしている。

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