メルセデス・ベンツSクラス、フェイスリフト最新スクープ

公開 : 2016.05.25 22:20  更新 : 2017.06.01 01:31

現行で6代目となるメルセデス・ベンツのフラッグシップ・サルーンは、2013年に発表されたモデルだが、BMW 7シリーズアウディA8ジャガーXJといったライバル達の攻勢もあって、フェイスリフトが望まれている。

新しいプロトタイプからは、LEDヘッドランプ・クラスターに変更を受ける以外は、大きなスタイリング上の変化はない。それよりもインテリアに大きな変更が加えられるようだ。

Sクラスがデビューした時には最新のデジタル装備であったものの、ライバル達の進歩によって、Sクラスのデジタル・インストルメントももはや最新ではなくなってしまった。それを一新するために、フェイスリフトするSクラスにはデュアル・スクリーン・セットアップを持つようだ。

新システムは、メルセデスの最新版コマンド・インフォテインメント・ソフトで処理される。つまり、同社が実験中のジェスチャー・コントロールではなく、センター・コンソールのタッチスクリーンで操作を行うものだ。

また、現在の2スポーク・ホイールのデザインから3スポークに変更を受ける予定だ。

エンジン関係は完全に引き継がれる予定で、大きな変化はないが、燃費とCO2の向上は図られるようである。

今回のスクープショットでは、極寒地の試験の様子を確認できる。なお、このフェイスリフトされたSクラスは、来年4月の上海モーターショーで公開される予定だ。


▶ 海外ニュース / Sクラスのフェイスリフト・モデル、北極圏のテスト風景をキャッチ

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