解説 BMW 8シリーズ・クーペ新型 日本仕様はM850i xドライブのみ

公開 : 2018.11.13 18:40

 

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エクステリア

強烈な存在感

新型8シリーズ・クーペのエクステリア・デザインは、これまでのBMWブランドの伝統をふまえながらも、今までにない強烈な存在感を持っている。優雅なラインで構成されたボディには、シンプルで精密なキャラクターラインが入り、高品質な造形技術を実感させるとともに、走る姿にスポーティな力感と高級感を与えている。

ルーフトップには、往年のレーシングモデルに採用されてきた特徴的なダブルバブル・ルーフ・ラインを採用し、このスポーティかつ優雅なラグジュアリークーペの個性をさらに際立たせている。ちなみに、BMW日本法人のペーター・クロンシュナーブル社長は、このダブルバブルのルーフラインがお気に入りとか。

また、フロントホイール背後のボディサイド面に陰影をつけ、空気を切り裂いて駆け抜けるイメージを与える一方で、リアホイールの周辺は駆動力を象徴する力感のあるデザインとすることで、クルマ全体のシルエットにダイナミックな動きを与え、たくましい重厚感を演出している。

リアデザインは、水平なラインと車両下部の中央に向かって収束する斜めのラインと、サイドに大きく張り出したLEDリアコンビランプの相互作用により、広い車幅と低重心に設計されたシルエットを形成するとともに、ゆったりとした存在感を演出している。

なお、新型8シリーズは3代目6シリーズ・クーペより全長は40mmほど短くなっている。

 

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