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2016.09.09

ジャガーのコンパクトSUV EVモデルにゴーサイン

E-ペースという名前で噂されていたジャガーのコンパクトSUV EVモデルの発売にゴーサインが出された。今年の終わりまでにはその姿が公開される予定であるという。ただし、そのネーミングは、ここにきてジャガーが商標登録したE-ペースではないという可能性も上がってきている。

このモデルは、1年前にベッドフォードシャーで開催されたロー・カーボン・ビークル・イベントで公開されたJLR EVプラットフォムをベースとするもので、当初イヴォークeと呼ばれていたが、現在はそのプロジェクトはジャガーが引き継いで開発を進めている。

F-ペースよりも僅かに小さなボディを持つもので、低いルーフ・ラインとダイナミックなスタイリングを持つとされる。

このE-ペース・プロジェクトは、バッテリー・パワーのモデルがシリアスなパフォーマンス・モデルとなるということの証明でもある。また、このE-ペースのイメージを上げるために、ジャガーは来シーズンのフォーミュラEにI-タイプとネーミングしたレーシング・モデルで、参戦することを発表している。

アーキテクチャーは現行のJLRモデルのようにアルミニウム製だが、ほとんどその共通点はない。前後のクラッシュ・ストラクチャーとサスペンション・マウント・ポイント、サイドシルなどはアルミニウム製となる。しかし、強度を保持するのは床全面に搭載されるバッテリーパックである。

このE-ペースをペースとしてより長いホイールベースを持つレンジローバーEVが造られると考えられている。

プロトタイプのリチウム・イオン・バッテリーは70kWhだが、実際のプロダクション・モデルに必要とされる450kmから480kmの航続距離のために実際には更に大きなバッテリーが積まれることになりそうだ。

EVプラットフォームはJLR自身が設計を担当している。電気アクスル・ドライブと呼ばれる構造は、安く耐久性が高いのが特徴。エンジニアによれば、モーターの材料費は60%ほど安く、30%ほど寿命が長いという。

フロントのモーターは116ps、リアのモーターは198psで、合計出力は312ps。ギアボックスはZF製の2スピードが組み合わせられる。トルクに関しては明らかにされていない。

ツインモーターはダイナミックなチューニングが施され、安定性とコーナーへのターンインを良くするためにトルク・ベクタリングが使用される。

アウディQ6 e-トロンがQ7よりも低いルーフが与えられているのと同様に、E-ペースもエアロダイナミクスの観点からF-ペースよりも低い車高となる。また、サスペンションには車高調整が可能なエア・サスペンションが採用される予定だ。

ちなみに、レンジローバーEVのデビューは2019年以前になることはないと予測される。また、更に大きいEVプラットフォームは、将来的にはトップ・エンドのジャガーEVモデルに使用されることとなる。

 
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