C・ロナウドの移籍金146億円にストライキ フィアット・クライスラー

2018.07.15

FCA上層部への不満

現時点では、このストライキが与える影響は小さいと予想される。FCAはメルフィ工場以外にも6つの生産拠点を持ち、USB労働組合に所属しているのは同工場の従業員のごく一部に過ぎないからだ。

しかし、今回の組合の声明から、経営陣へ向けた大きな不満が透けて見える。声明では、FCAがセルジオ・マルキオンネCEOの指揮のもと、生産を縮小したことで、FCAの従業員は「深刻な経済的犠牲」を強いられていると述べている。

マキオンネは、最近ではラインナップを整理して、量販車では500やパンダといった高収益モデルに集中すると発表するなど、大胆な緊縮財政戦略で同社の負債のほとんどを返済している。

FCAの改革により、今年の第1四半期の負債は13億ユーロ(1700億円)にまで縮小した。一方で営業利益は5%上がって、16億ユーロ(2100億円)となっている。

 
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