BMW 435d MスポーツxDriveグランクーペ

公開 : 2015.03.06 23:50  更新 : 2017.05.23 10:26

リア偏重の4WDシステムにも助けられることは多い。確かにターンインはやや退屈ではあるが、そこからのトラクションは強大なもの。悪路をものともしない ’蹴り’ のおかげで、写真のようなスノー・コンディションでも強気でコーナーを駆け抜けることができた。

しっとりとした乗り心地は、よほどのことがない限り乱されることはない。大きな窪みを踏み越えると、足元からはドスンと聞こえるものの、あくまでこれは例外的な場合である。

全般的に落ち着き払っており、例えば週の大半を長距離移動に費やすドライバーでも、ゆったりとリラックスして運転できる素養がある。

冬用タイヤを履いた状態で、この乗り味なのだから、通常のタイヤでは、ほぼ間違いなく高評価に値する乗り味になっているはずだ。

内装はいつもの4シリーズのそれであり、したがって賛否両論あるはずだが、ハッチバック・ブートはわざわざワゴンを買う必要がないと思えるほど便利である。

ルーフが後方に向かってなだらかに傾斜しているため、後席頭上のクリアランスはやや制限されるものの、横方向/足元のスペースにもさしたる不満はない。

キャビン前半は3シリーズとほとんど同じ。英国の場合、上位モデルならば運転席と助手席の両方にヒーター付き電動シートや、大型スクリーンをもつBMWプロフェッショナル・ナビ・システムが標準となる。

ランバー・サポートは£265(4万8千円)、可変ダンパーも標準装備ではないが、基本的には欲しいと思ったすべての装備が最初からついていると考えていいだろう。

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