ジャガーF-タイプ・フェイスリフト 合わせて400スポーツおよびR-ダイナミックを追加

公開 : 2017.01.11 04:50  更新 : 2017.06.01 00:31

  • F-タイプRダイナミック

フロント・エア・インテーク形状が大きく変化

フロント・バンパーは、これまでのF-タイプのバンパー下のエアインテクは縦にフィンで分割されていたが、新しいF-タイプはシンプルな左右ぞれぞれに1つづつのメッシュの取り付けられた開口部を持つようになり、開口部のサイズ自体も大型化されている。F-タイプV8Rのみは、その開口部に水平のブレードが入り、開口部自体は、その他のモデルよりも更に大型化される。

この開口部の大型化は、エアフローを改善しより高いエアロダイナミクスを追求した結果だという。

また、フルLEDヘッドランプの横にあるデイタイム・ライニングライトは、ウインカーと共用とある。テール・ライト・クラスターは、よりダークなレンズで精悍さを増している。

アップデートされたキャビン

インテリアでは軽量化されたスリムなシートが新しいF-タイプの特徴となる。また、新しいクローム・フィニッシャーのトリムが与えられる。シート・フレームは、その剛性と重量、成形のしやすさなどから、プレッシャー・ダイキャストのマグネシム製にされている。シート自体は旧モデルよりも8kgほど軽量で、更にシートバックが旧モデルよりも50mmほど後方へ移動可能となった。また、シート・ポジションが低くなり、レッグルームの拡大が図られている。

シートはオプションでクーリング&ヒーティング・システムが装備可能で、シート自体は2つのタイプが選択可能だ。スポーツとパフォーマンスだが、F-タイプおよびF-タイプRダイナミックは、標準がスポーツ・バージョンとなる。また、400スポーツとF-タイプR、SVRはパフォーマンス・バージョンが標準で、ヘッドレストにはそれぞれのモデル・バージョンが刺繍される。

この他、エンジン・スタート・ストップ・ボタン、ギア・シフト・パドル、ドア・スイッチ回り、エア・ベント・ベゼル、そしてステアリング・ホイールにも変更が加えられる。

インフォテインメント・システムはすべてのモデルに8インチのタッチ・スクリーンを備えたタッチ・プロ・インフォテインメント・システムが装備される。


おすすめ記事

 

自動車ニュースの人気画像