ウラカン・ポリツィア 伊ハイウェイ・パトロールに納車 2016年は臓器搬送に活躍

公開 : 2017.04.03 19:00  更新 : 2017.06.01 00:25

V10搭載の警察車両 最重要任務は「医療支援」

ウラカン・ポリツィアは、フロントのコンパートメントに移植用臓器を緊急搬送するための特殊な冷蔵システムを搭載する。患者に重度の不整脈や心室細動が起こった際に電気ショックを与えるAEDも搭載している。

2016年4月には、国立移植センターが臓器調達ならびに移植手術を実施。これらの腎臓移植手術はロンバルディ州とトスカーナ州の5つの病院と連携して行われ、5組の患者間で提供が可能となり、腎臓移植につながったという。

ウラカン・ポリツィアのパッセンジャー・コンパートメントには、コンピューター、記録装置、ビデオカメラ付きのタブレットを備えた車載システムを搭載、路上における活動を記録する。これ以外にも、ガン・ホルスター、携帯用消火器、標準VHF警察無線などを装備している。

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