トヨタ・ヤリスGRMNで巡る ウェールズ・ラリーGB開催地の旅 新たなホームタウンも

2019.10.06

サマリー

10月に行われるウェールズ・ラリーGBを前に、ヤリスGRMNでその舞台を巡る旅に出ました。1993年以来初めてWRCを迎えるオールトンパークやマクレー戴冠の場となったチェスター競馬場などを巡る今回の旅では、英国ラリーの歴史とヤリスGRMNの魅力を確認することができたようです。

もくじ

舞台はオールトンパーク
見せ場はウォータースプラッシュ
チェスター競馬場 歓喜の場所
ラリーマシンとの繋がり
空想の限界 ラリーの天気
非常に魅力的 でも完ぺきではない
新たなホームタウン
番外編1:第1回ウェールズ・ラリーGB再考
番外編2:勝つのは誰だ?

舞台はオールトンパーク

モータースポーツ界における排他主義には根深いものがあるようだ。

オールトンパークへと続く並木道は、英国ツーリングカー選手権のスーパーツーリングクラスが最高に盛り上がっていた時代を思い出させるが、今日この場所を訪れたのは、はるかに泥だらけなレースの開催を祝福するためであり、今回の相棒、決して洗練されているとは言い難いヤリスGRMNにとってもお似合いなウェールズ・ラリーGBがこの10月、久しぶりにイングランドはチェシャーにあるこのサーキットに戻って来ることになったからだった。

トヨタ・ヤリスGRMN
トヨタ・ヤリスGRMN

確かにスーパースペシャルステージは、ラリーとは森のなかで行うものだと考える熱狂的なファンからは支持されていないが、こうしたサーキットを舞台にしたステージは、アウトドアウェアでの完全防備をすることなく近くでラリーを観戦したいと望むソフトなファンに向けて長く提供されてきたものだ。

さらにこうしたステージは、観戦可能な場所が大きな邸宅のまわりに広がるほとんど目印のない泥だらけのコースでしかなく、背の高い人間だけがラリーカーを実際目にすることができたような時代を経て、広く採用されるようになっている。

子供のころ、1986年のウェールズ・ラリーGBを観戦しにハイ・ホールという名のカントリーハウスへ行ったことがあるが、覚えているのはナイロン製のポンチョを着た背中のせいで、グループBのモンスターマシンのサウンドしか聞こえなかったということだけだ。

1993年以来のWRC開催となるオールトンパークでそんな経験をすることは決してないだろう。

 

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