レクサスLC500コンバーチブルを撮影 量産仕様を世界初公開 LAショー2019

公開 : 2019.11.21 05:51

レクサスLC500コンバーチブル(量産仕様)が、LAショーで初公開。現地から、実車写真とともにご紹介します。日本発売も予告されました。

4層構造ソフトトップ

レクサスが、LC500のオープンカー(量産仕様)を初公開した。ロサンゼルス・モーターショー2019の会場で撮影した「LC500コンバーチブル」の実車写真をご紹介しよう。

ポルシェ911カブリオレ、BMW 8シリーズ・カブリオレの市場を狙うレクサスのフラッグシップ・オープンモデル。その外観は、オープン時の開放的な造形と、クローズ時の伸びやかなルーフラインを追求した。

LAショー2019に展示されたレクサスLC500コンバーチブル(量産仕様)。
LAショー2019に展示されたレクサスLC500コンバーチブル(量産仕様)。

ソフトトップは、シワが寄らない張り具合にこだわり、クーペとしての美しいルーフラインを目指したうえ、4層構造により静粛性を実現。

外装色、ソフトトップの色、内装色は、豊富なバリエーションを用意している。

ボディ補強は?

ルーフは走行中でも50km/h以下であれば開閉することが可能。

ルーフとトノカバーは動作を連動させ、優雅な動きでオープン状態に。オープン操作は15秒、クローズ操作は16秒で完了し、クラストップレベルの開閉スピードを確保した。

LAショー2019に展示されたレクサスLC500コンバーチブル(量産仕様)。
LAショー2019に展示されたレクサスLC500コンバーチブル(量産仕様)。

ボディ構造は、ブレースの配置・形状を最適化し、ドライバーの意図に忠実な運動性能を実現。床下ブレースの採用やマグネシウム、アルミニウムなど軽量素材を使用している。

インテリアはオープン時の車外からの見え方にこだわり、シート表皮やトノカバーなどを作り込んだという。

また、季節を問わずオープンドライブを楽しめるように、風の流れをコントロールするウィンド・ディフレクター、ネックヒーターを採用した。

主要諸元

主要諸元は下記のように発表されている。

全長×全幅×全高:4760×1920×1350mm
ホイールベース:2870mm
エンジン:5.0L V8
トランスミッション:10速オートマティック

レクサスLC500コンバーチブル(量産仕様)。
レクサスLC500コンバーチブル(量産仕様)。

パワートレインは、5.0L V8エンジンとダイレクトシフト10速オートマティックの組み合わせ。オープン時は官能的なサウンドを提供する。

なお車両重量は、クーペ仕様に比べて100kg増しの2040kgになると、レクサスは見積もっている。

レクサスLC500コンバーチブルの日本発売は、2020年夏ごろの予定と発表された。

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