【ペダル踏み間違い】国交省、9装置を認定 後付けの急発進抑制装置「先行個別認定」とは?

公開 : 2019.12.17 14:49  更新 : 2021.03.05 21:31

ペダルの踏み間違いによる事故の報道が絶えません。国交省が「後付けの急発進抑制装置」として9つの商品を認定、公表しました。機能範囲が異なることをよく理解するように説明されています。

もくじ

先行個別認定とは
作動限界、不要な動作に注意
3分類・9装置を発表

先行個別認定とは

国土交通省の自動車局技術政策課は、「ペダル踏み間違い」を抑制する後付け装置について、先行の認定結果を発表した。

これは、後付けのいわゆる「ペダル踏み間違い急発進など抑制装置」について、一定の機能を有すると認定した3分類・9装置を公表し、作動条件・取付けに関する注意点を明示したもの。

トヨタの装置は、発進時、前後方に障害物を検知すると、ランプとブザーで知らせる。エンジン出力を抑制する機能も。
トヨタの装置は、発進時、前後方に障害物を検知すると、ランプとブザーで知らせる。エンジン出力を抑制する機能も。

リリースによると、「後付けの急発進など抑制装置については、様々な製品の装着・販売が進んでおり、消費者が正しく理解したうえで適切に選択し使用していくためには、情報提供の充実が重要です。このため、市販されている装置のうち製造者などから申請のあったものについて、提出書面などに基づき技術的な調査・確認を行い、一定の機能などを有すると認められるものを国が認定するとともに、使用上の注意点について広く情報提供を行う“先行個別認定”を実施」したと発表されている。

具体的には、これらの装置が、商品分類によって機能する範囲などが異なること、製品毎に使用方法、作動条件、作動の解除条件などが異なることを理解するように説明されている。

つまり、製品の特性を正しく理解し、購入する際には必ず販売・取付けを行う事業者から十分な説明を受けたうえで、使用上の注意点などに留意して使用するように推奨されている。

作動限界、不要な動作に注意

また、装置共通の注意事項として、下記が示された。

「装置にはそれぞれ作動限界があり、また、不要な作動をする場合があります。使用を開始する前に、不要作動への対処方法なども含め取扱説明書などにより必ず確認するとともに、疑問がある場合は製造者などや販売・取付けを行う事業者へお問い合わせください」

ダイハツの「つくつく防止」は、4代目ムーヴなど8モデルに取付けができる。
ダイハツの「つくつく防止」は、4代目ムーヴなど8モデルに取付けができる。

「本認定は、製造者などが指定する取付け事業者が取付けや使用上の注意点の説明などを確実に行うことを前提としたものであり、製品単体の認定ではありません。(該当する取付け事業者以外で取付けたものは、認定の対象外となります)」

3分類・9装置を発表

なお、先行で認定された対象装置は以下のとおりである。

1. 障害物検知機能付きペダル踏み間違い急発進など抑制装置
・踏み間違い加速抑制システム(トヨタ自動車)
・ペダル踏み間違い時加速抑制装置「つくつく防止」(ダイハツ工業)

データシステムの「アクセル見守り隊」は、急激なアクセル開度を検知すると信号を制御して不用意な急発進を抑制する。
データシステムの「アクセル見守り隊」は、急激なアクセル開度を検知すると信号を制御して不用意な急発進を抑制する。

2. ペダル踏み間違い急発進など抑制装置
・S-DRIVE 誤発進防止システム2(普通車専用タイプ、軽自動車専用タイプ)(サン自動車工業)
・JARWA_S-DRIVE(SD0102S、SD0104S)(日本自動車車体補修協会)
・ペダルの見張り番II(データシステム)
・アクセル見守り隊(データシステム)

3. ペダル踏み間違い防止装置

・ワンペダル(ナルセ機材)

関連テーマ

人気テーマ

 

人気記事