インフィニティQ30は、プレミアム・コンパクト・カーのコンセプト・モデルだ。このQ30は2015年から英国で製造される予定のモデルでもある。

そのデザインは、ダイナミック・デザインと、クーペのデザイン、そしてルーミーなハッチと、クロスオーバーの高いスタンスなどを融合させたもので、未来のボティ・スタイルとインフィニティは呼んでいる。

「インフィニティのスタイルは、カテゴリーという概念を越えたものだ。従来のプレミアム・コンパクトに代わるモデルを探している若い顧客層のためのクルマであり、挑戦的なアプローチが行われた。」とインフィニティのボスであり日産の生産担当ヘッドであるアンディ・パーマーは語っている。また、彼は今年初めにこのQ30がアウディA3とQ3の中間に位置するモデルであるともコメントしている。

Q30は3段階に車高が調整可能なシステムを持つ。

パーマーは「Q30が日産キャシュカイのコピーではなく、マーケットの中でと独立したポジションをとることのできる高級なブランド。」としている。

一方、Q50は、メルセデス・ベンツのMFAプラットフォームをベースに造られることになる。そして、AクラスやBクラスに搭載されるパワー・ユニットと駆動方式を持つこととなる。

日産サンダーランド工場は、既にQ30の生産のため設備の拡張が行われている。レポートによれば、2,300平米の敷地ににはボディ・ショップとシャシー・プラントが建設中だという。また、Q30は少なくとも年間50,000台を生産する予定だという。