PASMやウェット・モードなども標準装備

電子制御サスペンションの、ポルシェ・アクティブ・サスペンション・マネジメント（PASM）は標準装備。快適性を保ちつつ、状況に合わせて減衰力特性を自動的に調整する。また手動で選択できるマップも、ノーマルとスポーツの2つが用意される。

またポルシェ・ウェット・モードも両車に標準装備。フロントフェンダー内のセンサーが、一定以上の路面の水を感知すると、メーターパネルの表示を通じてウェットモードへの切り替えを促してくれる。

電子リアディファレンシャル・ロックを含む、ポルシェ・トルクベクタリング・プラス（PTV）はタルガ4Sに標準で搭載。タルガ4でもオプションで選択が可能だ。

タイヤは、タルガ4ではフロントが19インチの235/40 ZR、リアが20インチの295/35 ZRのサイズを履く。

タルガ4Sは、フロントが20インチの245/35 ZRで、リアが21インチの305/30 ZRを採用する。

タルガ4のブレーキは、4輪ともに330mmのディスクと、ブラック塗装の4ポッド・モノブロックキャリパーを採用。タルガ4Sは4輪ともに350mmのディスクとなり、レッド塗装のフロントが6ポッド、リアが4ポッドのキャリパーを採用する。

ポルシェ・セラミック・コンポジット・ブレーキ（PCCB）は、オプションで選択が可能だ。

日本での発売時期や価格は明らかになっていない。

画像　992型ポルシェ911　3種比較　全95枚