【フルモデルチェンジ/サイズは?】新型日産フロンティア 北米市場2021年夏販売開始

公開 : 2021.02.05 18:45

さらに力強く

新型フロンティアは、現代の冒険家のニーズに応えるために性能を向上させた。

最大出力310psを生み出す3.8L直噴V6エンジンは、9割以上の部品が新開発もしくは改良されており、9速オートマチック・トランスミッションとの組みあわせによって、高効率かつ力強い走りを実現した。

日産フロンティア
日産フロンティア    日産

新しいトランスミッションは、ロックアップ領域の拡大、レスポンスのよい電動油圧システム、長いインプットシャフトを採用することで、素早くダイレクトなシフトレスポンスを実現とともに、ギアレンジを99%拡大(前型フロンティア5速モデル比)している。

また、油圧パワーステアリングをチューニングし、ステアリング中立付近フィーリングを改善することで、長距離ドライブ時の疲労を低減させるとともに、ステアリングギア比を16%クイックにすることで、少ないステアリング操作でもレスポンスの良いハンドリングを実現している。

新型フロンティアのサスペンションは、オンロード、オフロードともに高いレベルの乗り心地とハンドリングを提供するという。

新型の油圧キャブマウントが走行時におけるキャビンの振動を80%低減するとともに、同クラスでは唯一となるウレタン製のバンプラバーによってダンピングを制御し、より滑らかな乗り心地を実現した。

さらに、太くなったフロントのスタビライザーとリアスタビライザーが車体のロールを軽減しトラクションを向上させる。そしてABS付き四輪ディスクブレーキは制動力を発揮する。

新型フロンティアの4WDモデルは、2WD/4HI/4LOモードを備えた電子制御のパートタイム式のシフトオンザフライ4WDシステムを搭載している。

また四輪リミテッドスリップ制御によって、滑りやすい路面でもトラクションを確保。2WDモデルも含め、全車にヒルスタートアシストを標準装備するとともに、4WDモデルはヒルディセントコントロールも標準装備とし、急勾配の道路や山道を安全に走行できるようドライバーを支援する。

安全性も欠かさず

新型フロンティアは、日産の米国モデルでは初となるオフロードモードを備えた日産インテリジェント・アラウンドビューモニターを搭載している。

オフロードモードは4LOを選択して低車速で走る際に、車外に搭載された4台のカメラ映像によって上空から車を見下ろしているかのような映像をディスプレイにを映し出し、タイトで荒れたオフロードの走行をサポートする。

日産フロンティア
日産フロンティア    日産

日産セーフティシールド360の安全技術である歩行者検知機能を備えたインテリジェント・エマージェンシーブレーキ、ブラインドスポット・ワーニング、リアクロストラフィック・ワーニング、レーンデパーチャー・ワーニング、ハイビームアシスト、リア自動ブレーキ、インテリジェント・クルーズコントロール、トラフィックサインレコグニション、インテリジェント・ドライバーアラートネスなども装着することが可能。

インテリジェント前方衝突警告、イージーフィルタイヤアラートを備えたタイヤ空気圧警報システム、およびリアドアアラート、合計8個のエアバッグは標準装備されている。

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