ミニJCWに新エンジン

公開 : 2012.05.23 13:55  更新 : 2017.06.01 00:55

ミニはジョン・クーパー・ワークス全モデルに新しい1.6リッター・ターボ・エンジンを搭載することとなった。また、現在一部のハイ・パフォーマンス・モデルにオプションの6速オートマティック・ギアボックスも選べるようになった。

新しいターボチャージド・アルミニウム・エンジンは、現行エンジンと全く同じ排気量とパワー、そしてトルクを持つ。その値は208bhp/6000rpm、26.5kg-m/1850rpm-5600rpm(オーバーブースト時は28.6kg-m/2000rpm-2500rpm)だ。

しかし、燃費とCO2排出量は改善されている。標準的な3ドアの6速マニュアル・モデルで、燃費は14.0km/lから15.2km/lに上がり、CO2排出量は165g/kmから153g/kmに減らされている。

パフォーマンス自体も変わりなく、ミニJCWハッチバックのマニュアルで0-100km/h加速は6.5秒、最高速度は238km/hだ。オートマティックだと0-100km/h加速は0.2秒遅くなり、最高速度は2km/h低くなる。また、オートマティックでは燃費も14.0km/l、CO2排出量も165g/kmと悪くなる。

ハッチバック、クラブマン、コンバーチブル、クーペ、ロードスター、そしてカントリーマンというすべてのジョン・クーパー・ワークスに、アイドリング・ストップ機能、ブレーキ回生エネルギー機構、電子制御パワーステアリング、ギアシフト・インジケーターといった「ミニマリズム」と名付けられた燃料節約のためのシステムが取り付けられている。

4WDのカントリーマンのみが若干パワーアップされたエンジンを搭載する。そのパワーは215bhpと28.6kg-mで、0-100km/h加速は7.0秒。最高速度はマニュアルで225km/h、オートマティックで224km/hだ。燃費はマニュアルが13.5km/l、オートマティックが12.6km/l。CO2排出量はマニュアルで172g/km、オートマティックで184g/kmとなる。

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