マツダCX-50世界初公開 オフロード色強くなったワケ 詳細/解説/日本導入は?

公開 : 2021.11.16 08:15  更新 : 2021.11.16 09:52

マツダCX-50が北米で公開されました。ネクスト・マツダの象徴ともいえるSUVはオフロード色が強まった仕上がりです。

CX-30兄貴分はオフロード志向

マツダは日本時間の2021年11月16日未明、北米向けクロスオーバーSUV「CX-50」を世界初公開した。

CX-50は、マツダがスモール商品群と呼ぶFF(前輪駆動車)ベースのモデル。日本で発売されているCX-30の兄貴分にあたる。

マツダCX-50のエクステリアはオフロード色が強くなった
マツダCX-50のエクステリアはオフロード色が強くなった    マツダ

今回の発表で驚いたのは、CX-50が本格的なダート路面を快走するシーンが登場したことだ。

ボディ寸法など詳細スペックは明らかになっていないが、「オフロードでも安心な最低地上高を確保」(北米マツダ)というアウトドア志向が強いSUVである。

フロントバンパー下のアンダーガードは、デザイン性のみならずオフロードでの実走行で重要なアイテムになるだろう。また、「ルーフにも積載性を考慮したパッケージング」ということで、オプション設定でさまざまなルーフキャリアの用意がされているように思える。

そのほか、パノラマサンルーフを採用するなど、マツダデザインの真骨頂である魂動デザインによる、エレガントさ、上質さ、そしてオフロードでのタフネスを融合したモデルだ。

気になるパワートレインは?

エンジンは、北米市場での道路環境と顧客ニーズにより、2.5LガソリンのスカイアクティブG 2.5と、同ターボのスカイアクティブG 2.5Tを搭載する。

全車にi-ACTIV AWDを組み合わせ、マツダ・インテリジェント・ドライブセレクトによって、オンロードからオフロードまで多様な路面で高いコントロール性能を実現した。

マツダCX-50は、2.5LガソリンのスカイアクティブG 2.5と、同ターボのスカイアクティブG 2.5Tを搭載する。
マツダCX-50は、2.5LガソリンのスカイアクティブG 2.5と、同ターボのスカイアクティブG 2.5Tを搭載する。    マツダ

マツダの専務執行役員で北米事業を統括する、ジェフリー・H・ガイトン氏は「近年クロスオーバーSUVセグメントの需要が北米市場を席捲し、このセグメントに属するCX-5の成長は目を見張るものがある」とコメントした。

そのうえで、「このセグメントで増えてきたアウトドア愛好家のお客さまやアクティブなライフスタイルを望むお客さまのニーズに適した商品をお届けすることで、(北米マツダとして)さらなる成長を目指す」と、北米市場におけるCX-50の重要性を強調した。

CX-50の日本導入はある?

生産は、トヨタとの合弁事業である米アラバマ州ハンツビルに新設したマツダ・トヨタ・マニュファクチャリングUSAで2022年1月から開始する。

現時点で、日本市場導入について、マツダからアナウンスはない。

マツダCX-50の米アラバマ州ハンツビルに新設したマツダ・トヨタ・マニュファクチャリングUSAで2022年1月から開始する。
マツダCX-50の米アラバマ州ハンツビルに新設したマツダ・トヨタ・マニュファクチャリングUSAで2022年1月から開始する。    マツダ

日本市場でのクロスオーバーSUVは、スモール商品群ではCX-3、MX-30、CX-30、またCX-5を商品改良を進める。

一方で、2022年に日本導入予定のFR(後輪駆動車)ベースのラージ商品群では、2列シートのCX-60と3列シートのCX-80が新たに加わることが明らかになっている。

日本でもキャンプブームが定着するなど、アウトドア志向のニーズは高く、マツダユーザーの間からCX-50日本仕様の導入を求める声が上がる可能性も十分に考えられる。

今後のマツダの日本市場での動きに注目していきたい。

記事に関わった人々

  • 執筆

    桃田健史

    Kenji Momota

    過去40数年間の飛行機移動距離はざっと世界150周。量産車の企画/開発/実験/マーケティングなど様々な実務を経験。モータースポーツ領域でもアメリカを拠点に長年活動。昔は愛車のフルサイズピックトラックで1日1600㎞移動は当たり前だったが最近は長距離だと腰が痛く……。将来は80年代に取得した双発飛行機免許使って「空飛ぶクルマ」で移動?

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