公有財産売却オークションに登場

北海道の深川市の深川地区消防組合は2002年式トヨタ・クラウン・エステートをオークションに出品する。

深川市の深川地区消防組合では、紀尾井町戦略研究所株式会社が提供するインターネット公有財産売却システムを利用して、車両や物品を売却している。オークションには、全国の自治体から所有する消防車や救急車などが多数出品されている。

前回開催されたオークションでも、兵庫県美方郡香美町の所有する1995年式トヨタ・ランドクルーザー・プラド消防指揮車が311万1000円の高値で落札されるなど、自治体がメンテナンス管理していた車両は人気となっている。

今回開催されるオークションの申込期間は2022年11月8日14時0分まで。入札期間は2022年11月22日13時0分から2022年11月29日13時0分までとなる。

今回オークションに出品されるトヨタ・クラウン・エステートの初年度登録は2002年11月。

2.49Lガソリンエンジン搭載のAT車で、深川地区消防組合にて使用されていた。走行距離は19万1593km。

設定された予定価格は5万円。

クラウンシリーズ11代目に設定されたクラウン・エステートは1999年から2007年まで販売されていた。当時、後継モデルが存在せず（2022年の16代目クラウンのワールドプレミアにて15年ぶりに新型クラウンエステートが復活することが発表された）、中古車市場でも人気のある1台。

なお、公有財産売却オークションは、入札形式でおこなわれる。通常のオークションのような「せり売り」方式ではなく、入札価格の登録は1度限りとなる。

画像　めずらしいクラウン・エステートの消防車【出品車両の状態を見る】　全5枚