過激な850psの六輪駆動 アポカリプス・ジャガーノート6x6へ試乗 ベースはラムTRX

公開 : 2022.11.26 08:25

次のコンバージョン・メニューも立案中

ガッタスによれば、2022年7月には120台のコンバージョンを手掛けたとのこと。春先には月80台程度だったそうだから、生産体制を拡張してまかなっている。

テキサスに拠点を置くとある有名チューニングガレージへ、ライセンス契約を組んで6x6トラックを製造しないか打診したとも話す。確かにテキサスはでかいが、巨大で険悪なピックアップトラックを作らせれば、フロリダの方が一枚ウワテらしい。

アポカリプス・ジャガーノート6x6(北米仕様)
アポカリプス・ジャガーノート6x6(北米仕様)

アポカリプスでは、次のコンバージョン・メニューも立案中。フロントバンパーとスキッドプレートが一体になった独自のフロントグリルをデザインし、エンジンルーム内の気流を改善させる予定だ。6.2Lのヘルキャットを、低い温度で稼働させるために。

翼を広げたようなフェンダーのフレアも、もう少し穏やかなものになるらしい。確かに、ちょっとやり過ぎかもしれない。

アポカリプス・ジャガーノート6x6(北米仕様)のスペック

英国価格:30万ドル(約4350万円)
全長:−
全幅:−
全高:−
最高速度:−
0-100km/h加速:−
燃費:1.1km/L(予想)
CO2排出量:−
車両重量:3650kg(予想)
パワートレイン:V型8気筒6166cccスーパーチャージャー
使用燃料:ガソリン
最高出力:850ps
最大トルク:−
ギアボックス:8速オートマティック

記事に関わった人々

  • 執筆

    AUTOCAR UK

    Autocar UK

    世界最古の自動車雑誌「Autocar」(1895年創刊)の英国版。
  • 翻訳

    中嶋健治

    Kenji Nakajima

    1976年生まれ。地方私立大学の広報室を担当後、重度のクルマ好きが高じて脱サラ。フリーの翻訳家としてAUTOCAR JAPANの海外記事を担当することに。目下の夢は、トリノやサンタアガタ、モデナをレンタカーで気ままに探訪すること。おっちょこちょいが泣き所。

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