テスラ3、現時点で325,000台を受注

公開 : 2016.04.08 22:50  更新 : 2017.12.14 12:31

テスラ3の受注が、予約開始後3日間で276,000台となったニュースは既にお伝えしたが、現時点でのバック・オーダーが325,000台になったとテスラ・モーターズが発表した。これだけで将来的に$140億(1兆5,2000万円)のセールスが確約されたこととなる。この数は、日産リーフが5年間掛けての総生産台数約200,000台と較べると如何に大きい数字かが解かろうというもの。

モデル3はテスラにとっては4台めとなるモデルで、テスラのオーナーであるイーロン・マスクによれば、テスラ・モータースの設立当初から計画されていたモデルであるという。

その詳しいスペックは公表されていないが、0-96km/h加速が6.0秒以下、そして1回のチャージで402kmの航続距離を持つ。また、その室内はマスクによれば、気持よく5人が乗ることができるスペースが確保されているという。

フロントに内燃機関を搭載しないことで、フロントのスペースが最小限となるため、フロント・シートの2人は通常のクルマよりも前に着座することになる。また、パノラマ・ガラス・サンルーフの採用により、キャビンは非常に開放感のある設えとなる。

モデルSと同様に、ブート・スペースは通常のリアのトランク・スペースに加え、フロントにも確保されている。

マスクは、このモデル3が、あらゆるセーフティ・カテゴリーで5つ星を獲得すると確信しているようだ。

最新の自動運転機能が標準で装備され、モデルSと同様に大きなインフォテインメント・システムが備えられる。

価格は$35,000(393万円)で、生産は来年後半からとなる予定。

このモデル3のライバルは、BMW 3シリーズメルセデス・ベンツCクラス、そしてアウディA4となる。

なお、モデル3は、全世界にあるテスラの充電ステーションにおいて、無料でチャージができる。テスラは現在全世界に3,600ある充電ステーションを今年中に7,000まで増やしたい意向だ。



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