コラム&エッセイ

2017.06.17

クルマ漬けの毎日から

[編集部より]

「ランボルギーニ・ジャルパ」 ウラカン/ガヤルドのご先祖にあたるこのスーパーカー。クロプリー編集長が、当時の冷や汗体験を告白します。

あの頃のエキゾティックカ―って…「ランボルギーニ・ジャルパ」

Jalpa does an interesting trick once night falls

 
1980年代半ばのランボルギーニ・ジャルパがロンドンで走っているのを見かけた。そして、よく似たジャルパでイタリアからイギリスまで運転して戻って来た時のことを思い出した。

当時、イギリスのインポーターたちは厳しいその日暮らしをしていた。

 
それで、生産されたばかりでまだ納車前の点検が完了していないクルマを一介のジャーナリストに貸すのはリスクがあったものの、インパクトのある面白いレポートが掲載されるかもしれないと期待し、私にクルマを貸してくれたのだった(その記事を読んだ人がクルマを買ってくれることも期待していた)。輸送費を大幅に節約できることも、インポーターにとっては魅力だったろう。

next pageパリの環状高速、ジャルパであぶら汗

AUTOCAR 英国版 編集長 スティーブ・クロプリー

オフィスの最も古株だが好奇心は誰にも負けない。新しく独特なものなら何でも好きだが、特に最近はとてつもなくエコノミカルなクルマが好き。クルマのテクノロジーは、私が長い時間を掛けて蓄積してきた常識をたったの数年で覆してくる。週が変われば、新たな驚きを与えてくれるのだから、1年後なんて全く読めない。だからこそ、いつまでもフレッシュでいられるのだろう。クルマも私も。