イベント・レポート

2018.11.04

ハチマルミーティング2018 参加台数400台超 国産ヤングタイマーの祭典

編集部より

好景気に日本中が踊っている頃に送り出された日本車は、どれも個性的で刺激的でした。そんなクルマを愛するオーナーの集いといえるハチマルミーティングが富士スピードウェイイベント広場で行われました。かつての夢を叶えたオーナーたちで大盛り上がりでした。

text & photo:Kentaro Nakagomi(中込健太郎)

1980〜90年代の日本車大集合

1980〜90年代のクルマを中心にしたちょっと古いクルマが集うイベントであるハチマルミーティングが今年も開催。会場となった富士スピードウェイのイベント広場には400台を超えるクルマが集合した。

あの頃はよかった、とはクルマに限らずよく言われることだが、おそらくこの時代を懐かしむ人は少なくないのではないだろうか。好景気に日本中が踊り、販売されていたクルマも華やかさがあり、私たちの情緒に直接訴えるようなクルマも少なくなかったのではないだろうか。また日本に限らず、世界中のクルマ作り自体が、現在のような先進的なテクノロジーを盛り込む方向性はありつつも、近代的な手法や技術も盛り込みながら、古来のクルマ作りで作られていた最後の時代のクルマたちといってもよいだろう。

クラシックカーや旧車。そう呼ぶにはまだまだ新しいが、それでもすでに懐かしさを感じることのできるクルマたち。オーナーや愛好家が朝から多数会場に集う。

募集開始1時間で半分埋まる人気ぶり

このイベント、エントリー開始とともにすぐに募集台数が埋まってしまうことでも有名で、事前告知はこの時代のクルマの愛好家向けの雑誌「ハチマル・ヒーロー」や旧車ファンの向けの「ノスタルジックヒーロー」のみであるにもかかわらず、募集開始1時間ほどで半分ほどは埋まってしまい、参加申し込み締め切りを待たずして予定参加人数に達してしまうという人気ぶりなのだ。

車種的に懐かしいというのはもとより、当時用品で設定されていたデカールのデザインや配色は、今の時代では生まれないであろうものが多い。そんな、あの頃当たり前に見ていたクルマたちの風景が、その時代の雰囲気を大切にしたまま、時を超えて目の前によみがえる。思わず興奮気味に当時を懐かしむ来場者も少なくない。

絶滅危惧車の姿も

「あの時代これを買おうと思ったけど高くて買えなかったんだ。」といった話を家族に聞かせている人もいた。車種的にもよく残っていたものだと感心するクルマや、どこで手に入れたのか気になるような珍しいクルマも少なくない。けれども総じて、あの日本が元気だった頃の人々の思い、勢い、情熱を呼び起こしてくれる、見る者を鼓舞する。ここに集うクルマにはそんな魅力があふれているのだ。

クルマを手で押しての競争など、恒例のコンテンツも盛沢山。昔少年少女だった人たちが主役の運動会・文化祭。そんな雰囲気のあるハチマルミーティングだった。

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