レクサスLSがモデルチェンジ LS500/LS500h 価格や装備を徹底解説

公開 : 2017.10.19 11:40

 

はじめに ▶ 外観 ▶ 内装 ▶ シャシー ▶ 装備 ▶ スペック

パワートレイン

3.5ℓV6に統一 ハイブリッドは359psに

パワートレインも一新され、ガソリン及びハイブリッドは全車3.5ℓのV6に統一された。

ガソリン車であるLS500には、新開発の3.5ℓのV6ツインターボを搭載。最高出力422ps/6000rpm、最大トルク61.2kg-m/1600rpm〜4800rpmを発揮。V8ターボ車並みの加速性能を備えながら、燃費消費率は10.2km/ℓ(2WD車・JC08モード)と実用的な燃費を実現している。トランスミッションには、俊敏な変速を実現する10速ATを組み合わせた。

一方、ハイブリッド車のLS500hには、LC500hに初搭載されたマルチステージハイブリッドシステムを採用。3.5ℓV6エンジン単体でも最高出力299ps/6600rpm、最大トルク36.3kg-m/5100rpmとパワフルだが、これに最高出力180ps、最大トルク30.6kg-mのモーターを組み合わせることで、システム最高出力は359psを発揮する。

もちろん、燃費にも優れ、2トンを優に超える車重ながら、最大16.4km/h(JC08モード)の低燃費を誇る。従来型とは異なる魅力として、走りの良さもウリとしており、10段変速制御によるダイレクト感と伸びやかな加速が味わえ、発進加速も従来の5.0ℓV8ハイブリッドを超える駆動力を実現したという。

さらにハイブリッドシステム作動領域が、70km/hから140km/hまで拡大されており、高速巡行時の燃費と静粛性がより高められている。また駆動バッテリーも、ニッケル電池から小型軽量なリチウム電池に変更された。なお、海外向けには、自然吸気の3.5ℓガソリン車が存在するが、日本には未設定となる。

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