海外試乗

2018.09.23

天空の玉座 エグゼクティブ・オープン・スポーツ対決 前編 回顧録

ランボルギーニ・ガヤルド・スパイダー/ベントレー・コンチネンタルGTC/アストン マーティンDBSヴォランテ

W12気筒のGTC

GTCも同じく6.0ℓの12気筒エンジンだが気筒配列がW型であり、しかもツインターボで過給して四輪すべてを駆動する。「スピード」オプションパックが用意されるようになったのはつい最近のことだ。選択すると50psと10.2kgmが上乗せされるほか、サーボトロニック・ステアリングのチューニングも専用になる。

エクステリアでは、グリルがより直立した形状になり、大型化されたエアインテークがより低く配置され、新たにリアスポイラーが追加される。インテリアでもっとも目立つ変更は本革に施されたキルティングだ。また、オプションでレーダー式クルーズコントロールとカーボンセラミックのブレーキが用意されている(後者は今回の試乗車に装備)。

このディスクは市販車に装着されているものとしては最大である。効きもさることながら、20kgの軽量化がオープン化による135kgの重量増をわずかながら相殺してくれるメリットも見逃せない。

クーペからの重量増ではガヤルドが140kgで最大だが、それでもDBSより明らかに軽く、ましてGTCに比べたら圧倒的に軽量である。昨年の大マイナーチェンジ仕様がベースであり、新型の5.2ℓ直噴V10エンジンは40ps/3.1kgmの出力増と同時に18%の低燃費化をも達成している。

さらにサスペンションとステアリングも見直され、eギアのシフト速度は40%も短縮された。スタイリングにも細かな変更が加えられており、レヴェントン風のフロントインテークと形状を変えた前後のランプが印象を新たにしている。仕上げはディフューザーの改良で、これにより高速コーナーでの安定性が増しているという。

 
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