フォルクスワーゲン、記録的な利益

2012.03.13

ウォルフスブルグの記者会見で、フォルクスワーゲンは前年比50%増以上の1兆2110億円の営業利益があったことを発表した。売上は前年比25.6%増にあたる17兆1455億円。販売したクルマの台数は800万台であった。

「フォルクスワーゲン・グループは2011年、完璧な成功を収めた。われわれは自動車産業界でのポール・ポジションをとるために確実な進歩をしている。」と、フォルクスワーゲンの会長、マルティン・ヴィンターコルンは語った。現在、その売上高はGMの背後で、トヨタと戦っている。

また、ヴィンターコルンは、2015年までにCo2排出量の平均を120g/kmにまで下げる計画を発表した。そのためには、これから生産されるVWは10〜15%のエミッションを削除しなければならないとしている。そのために、ストップ・スタート・システムは、今後生産冴えるモデルへ標準装備されることとなる。

更に、94の工場から放出されるエミッションを2018年までに25%削減する方針も発表した。これには320億円の投資が必要となる。

前年比で100万台増の販売台数で、VW乗用車(510万台、前年比13.1%増)、アウディ(130万台、前年比18.1%増)、スコダ(87.9万台、前年比15.3%増)、セアト(35万台、前年比3.1%増)、ベントレー(7003台、前年比36.9%増)、ランボルギーニ(1600台、前年比23%増)、VW商用車(52.9万台、前年比21.4%増)、スカニア(80100台、前年比25.7%増)などがその内訳だ。

売上が成長しているにもかかわらずセアトはVWグループの中で唯一営業損失を出した。CFOのハンス・ディエター・ポッシェは、これは国内市場が低迷しているのと、新しい製品への投資が大きかったと語っている。

ベントレーは、世界的な経済状況に起因して2010年には損失を計上したが、2011年には利益を生み出すまでになった。

ユーロゾーンの先行不透明感にも関わらず、ヴィンターコルンは2012年のVWは好調を維持するだろうと予測している。現に、1月および2月のVWの売上は前年比7.7%伸びている。

「今年、グループ全体で40のニュー・モデルおよび後継モデルを発表する。その結果、売上高は前年比を上回るだろう。」とヴィンターコルンは語った。

また、ポルシェをVWグループに統合する準備もできているという。

この好調な収益の結果、VWグループの50万人の従業員が80万円のボーナスを受け取り、ヴィンターコルン自身も18.3億円のボーナスおよび給与を受け取ることとなる。

 
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