知っていたらマニア? 忘れ去られたドイツ車ブランド31社 前編

公開 : 2018.11.10 06:10

エレクトロマシーネンバウ(1950年〜1960年)


エレクトロマシーネンバウはフルダを拠点としており、同社唯一のモデルがフルダモービルだった。

3ホイーラーのリアに単気筒エンジンを積んだ初期のフルダモービルは、アルミニウム製のボディパネルと木製フレームを特徴としていた。その後登場したモデルのボディはすべてスチール製となったが、1957年にはさらにグラスファイバー製ボディへと変更されている。

リアトレッドが狭小ではあるものの4つのタイヤをもつカブリオレが登場した時点で、ライセンス生産が行われたことで、1960年には工場が閉鎖されているにも関わらず、最後のフルダモービルが工場を後にしたのは1969年のことだった。写真は1954年のフルダモービル200だ。

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