[アバルト70年の歩み]特別コンテンツ

消えゆく「ドライブイン」 なぜ減った? そもそもの定義 代わりになるのは

2019.06.06

100字サマリー

「ドライブイン」。どこか懐かしい響きだと感じる読者も多いのでは? そもそもドライブインとは何なのでしょうか。また消えゆくワケは? 代わりは何なのかを考察します。

text:Wataru Shimizudani(清水谷 渉)

もくじ

「ドライブイン」 そもそも何?
日本のドライブイン 役割やや異なる
現代 ドライブインに代わるもの

「ドライブイン」 そもそも何?

1960〜70年代、日本にも「モータリゼーション」なる言葉が使われるようになった。

バスやトラックによるひとや貨物の輸送が増え、多くのひとびとが自動車を所有できるようになり、クルマは生活必需品のひとつとなっていった。

そんなモータリゼーションが普及していく中で、日本の各地で見かけるようになった施設が「ドライブイン」だ。

「ドライブイン」とは、そもそも何なのだろうか?

英語では、「drive-in」もしくは「drive inn」と表記する。簡単に言ってしまうと、クルマに乗ったままで乗り入れることができる、つまり駐車場を備えた商業施設のことだ。

世界初のドライブインは、1921年(日本は大正10年だ!)に米国テキサス州ダラスに開業した「ピッグ・スタンド」というチェーン店だという。

ここは、クルマに乗ってやって来る客のために作られた店だった。客が駐車スペースにクルマを駐めると、店員がクルマのそばまでやって来て注文を取る。客はクルマから降りることなく、飲食から支払いまで済ませることができた。

ジョージ・ルーカス監督の映画「アメリカン・グラフィティ」に登場するドライブインのシーンを覚えているひとも多いだろう。あの手の店が、ドライブインのルーツだ。

アメリカでは1950〜60年代がドライブイン人気の絶頂期で、その後はマクドナルドなどでお馴染みのドライブスルーが主流になっていった。

では、日本最初のドライブインはどこなのだろうか?

 
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